北海道へ最新の建築事情を視察に行ったときの写真です。これは見に行った建物の近くに建っている住宅を偶々写した物です。
北海道での住宅地を見ていて一番に思うのは、窓の割付が本州とは大きく異なることなんです。写真のお宅は大きな窓が少ないのですが、引違サッシが極めて少ないのが、札幌での住宅です。まず、見かけることは稀ですね。
なぜなのか?引違サッシはスライドする…という構造的に気密が取れないんです。レールの上に乗っかっていますから、どうしても隙間が出来る。その辺で、引違戸が非常に厳しいんです。
きっちり気密を取るなら、どうしてもドアのような構造のサッシしかないのです。オルケアの事務所も一部を除き、回転式かドア式のサッシをつかっています。気密がよいと言うことは、防音も良いのです。外が大風が吹いていたり、結構な雨だったりしても気づきません。前面道路で車が走っていても気づくことは少ないです。少なくも気にはならないですね。
断熱による、性能も大いにあるのですが、窓の性能は極めて重要な部分です。確かに、引違による開放感も有りますが、FIX窓の多用や、大きな回転窓などをつかっての開放感の獲得も不可能では無いと思います。是非、検討してみてください。窓の割付で、燃料の消費量も大きく変わります。オルケアでは、そのような試算もすぐに出来るようにしています。ご相談ください。
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