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色々な建材が上がっています。
基礎建材では合板が著しかったですが、ここに来て踊り場に入った感じがします。でも、一頃と比べ1.5倍ぐらいの価格で落ち着いてしまいました。困ったのは、外壁の構造面材に使用する大判が全く入らないこと。メーカーも生産を極めて限定しているようで困った物です。オルケアでは、針葉樹合板に変わる『ケナフ素材のケナボード』や『調湿に優れるモイス』などの新素材を使っています。
構造材がここに来てグイと上がりました。それでも、オルケアでは大手商社さんとの直取引等で、割安に入手が出来るようにしておりますが、それでも昨年からの上昇は避けられずにおります。15%位上昇したように思います。
北欧圏からの木材製品がここに来て高くなってきました。玄関ドア・三重ガラス木製サッシ・羽目板・フローリング・造作材など、北欧を産地とする赤松製品が軒並み高くなっています。この夏にももう一息上がるとの予告も出ている状況です。昨年に比べると30%位上昇しそうです。ユーロ高とシベリア鉄道の不調が重なり、割高な海上輸送となっている状況、さらには暖冬で松材の切り出し不調までもが重なった上に、成長著しい国々の購買力が高まり、日本の購買力が今ひとつ世界のマーケットの中では秀でた物が無くなり、競争力が低下している部分も有るようです。
TALOのログハウスも、昨年からは15%位部材が上がりました。他社に比べると、上げ幅は頑張ってくれている所ですが、ジワジワ上がっていくと思われます。一部では、30%以上の値上げ情報が他社では有ったようですね。
しばらくは、値上げ傾向が続きそうです。建築をご計画の方は、住宅ローンの事もあり、早めに実行をされた方が良いと思います。今年は後半まで値上げ傾向が強いようです。
2007年6 月15日 (金) 14:37 カテゴリー: 高原生活を快適に。新しい建材情報。 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
大泉では使用感が芳しくないauなのですが、今回は機能を活用してみようと言うことで、使ってみました。今まで、東京出張の時には『EZナビウォーク』をバンバン使ってきました。これもかなり便利で、東京都内であればバス路線も御案内してくれて、知らぬ場所に行くには極めて有用なツールです。
前回、熊本の帰りも羽田から新宿の高速バスまで、40分強しかない移動時間で的確に案内してくれたのも『EZナビウォーク』でした。普通は、モノレール→JRでの移動が多いと思いますが、今回はモノレール→浜松町→地下鉄大江戸線と言う変化球を案内され、駄目もとで行ってみたら大正解。浜松町の乗り換えも近いし、なにより新宿でのバスターミナルまでがすぐ。5分前到着が出来、諦めていたバスに乗ることが出来ました。何時もタイトな時間移動が強制される出張には強力なツールとなっています。
なにしろ、ルート案内機能に留まらず、鉄道だけでなく、バスまで網羅した乗り換え案内までもが一緒になっている点が強い。使えますよ。欲を言わせてもらうならば、東京での駅構内詳細図案内まであれば、鬼に金棒であります。(結構、駅構内での時間ロスが痛い…新宿駅なんかでも、未だにレイアウトがよく解っていない私です。東急から埼京線への乗り換えルートを考えたりするのに、迷ってしまいます。)
そんな事で『EZナビウォーク』は最大活用してきたのですが、ここにきて『助手席ナビ』を使ったことが無かったな…と思って使用を開始してみました。あくまで『助手席ナビ』ですから、独りで運転中に使ってはいけませんよ。でも、意外や意外。使えそうです。
まだ、都心で使っていませんので、総てを見てきたわけではありませんが、東京の方がリゾートへ行くには有効なツールかと思います。私も、以前に乗っていたsmartという車の時に、この機能が有ったらなぁ…と思いました。(smartは特殊な構造で、ナビの設置がなかなか難しいのです。小さい車だし、デザインが優先だったので、無骨なナビは付けたくなかったし)
昨日、下部町の方へホタルを見に行ったときに試用してみた感じでは、測位が予想以上に正確で、使用感も悪くありません。何より嬉しいのは、常時地図データが最新であること。車載ナビではなかなか出来ない芸当です。高速に乗れば、高速専用のナビ画面になって便利。高速出口がどちら方向に有るのか(首都高でありがちな右側から流出する場合など)も案内され、ジャンクションなどでも迷うことは少ないでしょう。
何分、GPS測位のみのナビですから、トンネルの中や高架下などの電波状況が悪いところでは車載ナビ(ジャイロや車の速度を関知するセンサーが付いていますから)の独壇場かと思いますが、郊外やリゾートではそういった環境は少ないと思います。
昨日も、ずっと息子に持たせて、ナビを使ってみましたが、GPS受信感度も良く、auも捨てた物ではないと思いました。(あえて窓際でなく、普通に助手席で使ってみました)
3ヶ月ぐらい前に機種変更して、W43CAという機種にしましたが、これは動作が遅くて、キーレスポンスが悪く、お薦めできません。前も、W31CAで動作が遅くて参ったのですが、相変わらずです。W41CAが非常に評判良かっただけに、裏切られた感じです。やはり操作性ではシャープに分があるんでしょうか。早めに機種変更をしそうな今日この頃です。
2007年6 月14日 (木) 12:00 カテゴリー: 高原生活に役に立つ情報 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
八ヶ岳にも初夏の使者ともいえる、ホタルの時期が近づいてきました。各地で鑑賞会が開かれるようです。
①長坂町 秋田 ホタルの里 秋葉公園 6/18~28まで
長坂インターを降りて、右へ。(甲陽病院へ向かう)戸田酒販が見えたらその手前を右折。細い道を200mほど上がったら駐車場有り。秋田保育園側にも駐車場と入口あります。整備された公園にフワフワとホタルが飛び交います。
②長坂町オオムラサキセンター鑑賞会 6/23(土) 19:30~ 入場料+100円必要
日野春駅西にあるオオムラサキセンターで開催される鑑賞会。専門解説員の説明付。
③大泉町 泉小学校南ビオトープでの鑑賞会 7/7 19:30~ 保険代100円
泉小学校東側道路や泉小学校東側の駐車場利用。こちらも自然観察員の方の解説付きツアーとなります。
この他、八ヶ岳付近では岡谷市の先、伊那側の隣町『辰野町』の松尾峡のホタルは壮観です。多い年では15000匹以上が乱舞することも有るそうです。(昨年は1万弱)大泉からは、車で1時間ほど。辰野町商工会の方で色々と情報を出されています。ピークは来週あたりになりそうです。(例年より遅いらしいです)
山梨側では下部町の一色付近のホタルが有名です。丁度今頃がピークらしく、昨日はホタル祭りが開催されたようです。(大雨では??)ホームページでチェックしてみてください。
乱舞するホタルを見たい方は、ちょっと脚を伸ばして行ってみましょう。
2007年6 月10日 (日) 09:55 カテゴリー: 八ヶ岳の情報 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
食の求道者で有名な『魯山人』という陶芸家がいましたね。伝説は数限りない方ですが、その方の『玉子かけごはん』の作り方を聴いて、ちょっと真似をしてみました。
私の今までは…玉子に醤油を掛け、混ぜたのをon the Rice!! だったんです。
魯山人方式…ご飯に醤油をかけ、生卵をご飯に載せて、一緒に混ぜる。
できあがりの見た目は似た感じですが…お味と薫りは別物です。丁度、我が家には『明野のたまご』しかなくて、お気に入りの長坂・白井沢の玉子では無かったんですが。…驚くほど味が違います。
確かに私の今までの製法では、玉子の味も薫りも壊れていますが、魯山人方式は玉子が活き活きと出てきます。これなら、山梨で簡単に手に入る、『黒富士農場』とか『明野のたまご』とかでも十二分に楽しめます。
ちょっとした順番で味が大きく変わる典型ですね。焼酎のお湯割り・水割りもしかり。(お湯に焼酎ですぞ。九州では当たり前)お試し下さいませ。
2007年6 月10日 (日) 09:02 カテゴリー: 高原生活に役に立つ情報 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
今日はお昼頃から北杜市大泉町のかなり広い範囲でauが全面ダウン。17:45現在の今も全く駄目ですね。困った物です。ホームページを見ても、使えない…と言うだけで、なぜなのかは全く記述がありません。困った物です。何時になったら、復旧するのでしょうか。
今日は、電気も瞬間的でしたが、0.5秒くらい停電しました。PC等はおっかない状況でしたね。オルケアの重要なデータが入っているハードディスクなどはUPSが作動しました。ここ最近では、3年くらい前に、大泉のセブンイレブン南で大きな落雷が有って以来の停電じゃなかったでしょうか。大泉も、停電は少なくなりました。
昨日のように、そんなに雷が…と言うわけでもなく、どうして今日はこんなにインフラ関係が荒れるのかと、不思議な感じです。
2007年6 月 9日 (土) 17:53 カテゴリー: 八ヶ岳の情報 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
一番は明野にある『太陽館』。昨日も行ってきました。何より、人が少なく、景色が良く(申し訳ないけど、大泉のパノラマの湯の比ではないです)、しかも泉質が良いですね。循環ですが、いつも源泉が多めに足されていて、気持ちよいです。
昨日は、風邪を引いた上の息子を家に置いて、久々に下の娘と行きましたが、気持ちよかったです。アルプスへの雄大な風景に、雲間から漏れる太陽の日差しが柱のように立っていて、刻々と違った表情を堪能してしまいました。私は、余り露天風呂に魅力を感じないので、露天が無いことが気にならないための高ポイントだと思います。難癖を付けるならば、洗い場がヌルヌルしやすい構造が、気になりますが、基本的に清潔なので良しとしています。
300円(北杜 市民料金)でのちょっとした贅沢にお薦めです。明野の太陽館は、韮崎インターへのアクセスが非常に良く、通勤割引への時間調整にもお薦めです。(茅ヶ岳広域農道経由ですぐです)
このほかの市営温泉ですが、私にとっては五十歩百歩です。私個人として行きたくなるところは、朝の開場すぐの『泉温泉』と人の少ない『フォッサマグナの湯』でしょうか。『泉温泉』は朝一番の泉質は素晴らしく、疲労が溜まっている方には効きますよ。私の場合、水曜日休湯…と言うのが致命傷で、年に数えるほどしかチャンスが無いのが残念です。『フォッサマグナの湯』は何しろ小さいので人が少ないときに行かないと低温浴槽に入れません。ここで30分以上のんびりしないと、なんだか入った気にならないのですね。泉質が良く、人気の湯なので、なかなか少ないチャンスに恵まれません。
北杜市営温泉の魅力は、市民になれば300円でどこでも入れること。今日はどこに行こうか…なんて考えを張り巡らす贅沢が出来るのは北杜市ならではですね。皆さんも、行脚されてみてはいかがでしょうか。
2007年6 月 7日 (木) 20:57 カテゴリー: 八ヶ岳の情報 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
今年の七夕は土曜日だったんですね。そんな、7/7にホタル観察会があるようです。
場所は泉小学校の南側にあるビオトープで開催。19:30に集まってください。保険料として一名100円かかるそうです。涼しくなる時間なので、ちょっと上着を持っていった方が良いでしょう。
私も、秋田小学校の東にあるホタル公園での観察会は行ったことがあるのですが、あの大泉のビオトープでも出現するんでしょうか。楽しみです。十年近く前には、高根町東井出に無数のホタルが乱舞するスポットが有ったんですが、減反・転作の影響で水田が無くなったとたんに全滅しましたね。地道に、ホタルへの活動が実を結ぶといいな…と願っております。
2007年6 月 4日 (月) 12:52 カテゴリー: 八ヶ岳の情報 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (1)
ちょっと閑話休題でグルメのお話。
熊本は何よりグルメな街だと思います。私なんかは、私用で熊本へ行くと3kgは太って帰ってきます…。今回は仕事だったんでやせて帰ってきましたが。
まずは外せないのが『馬刺』。嫌う人も多いですが、極上の馬刺しを一度でよいので体験して欲しいですね。熊本市内の専門店でも出すところは少ないです。なぜなら…高いから。70gぐらいの一人前で4000円ぐらいします。でも、この値段で出すのも、大変なんですよ。で、このグレードを持っている業者も少ないです。今は閉店してしまいましたが、花畑町にあった『楽々』と言う店では3800円ぐらいで、このグレードの馬刺を出していました。生肉嫌いの家族は食べさせて以来、人生が変わった様です。衝撃的な味わいです。
こんな馬刺を家で味わえます。今回、お世話になった林業会社さんに御紹介頂いた『菊陽食肉センター』では常時このグレードがあります。100gあたり1980円でした。これなら手が出ますね。『極上霜降馬刺』という名前で売っています。ここのお店は、フリーダイヤルで全国発送してくれますし、冷凍でない物も売っています。もう、このグレードまで来たら、冷凍駄目ですよ。安いのも豊富で、地元の通が好きな『フタエゴ』や『馬レバー』、『コリコリ馬刺』なんかもあります。一度試してみてください。赤身の馬刺も旨いです。『上馬刺』と『特上馬刺』は赤身の旨さを十分に味わえます。(600~900円/100g)
熊本は醤油が甘いんです。もろみが強く、甘みが強いんです。これで食べる馬刺じゃないと私は面白くありません。心配しなくても、『菊陽食肉センター』では付けてくれて発送になるので安心です。
次は、ラーメン。熊本はかなり強めな豚骨ラーメンが有名ですが、私が食べに行くのはあっさり醤油味のラーメンです。『高松食堂』と言う店。(ただいまリンク先工事中。こちらの方が参考に。)私の好みのど真ん中を行きます。是非、行ってみてください。
豚骨が食べたい方に怒られそうなので、私の好きな熊本ラーメンは『天和』でしょうか。あっさり系の豚骨ですが、麺が旨いんです。私は麺食いなので。遅くまでやっているのも嬉しい。
最後に忘れてはいけません。熊本は全国でもトップクラスにカクテルのレベルの高い街。私が個人的にお世話になった『SANTE』の藤木さんなんかは、先日もお邪魔しましたが、本当に感動的なカクテルを出されます。凄いですよ。一度、行ってみてください。今からの季節、『SANTE』のダイキリはさぞかし美味しいでしょう。あぁ、今からでも飲みに行きたいです。
このほかにも『スターズ・バー』や『ラリック』(ここは以前藤木さんがいらっしゃった名店です)など、ここは本当に地方都市???と思うほど、内装からスタッフまでレベルが高い。本当にビックリします。
そんなBARに鍛えられた酒屋もあって『飛鳥銘酒販売』さんは良い品揃えです。価格も安く、全国発送してくれます。ワインや日本酒の選眼力はたいした物ですよ。今回も、飛鳥さんにはお世話になりました。
このほかにも、美味しい物が満載な街です。今回はずいぶん久しぶりに行きましたが、もう少し頻繁にお邪魔しなくてはならない街だと思いました。博多には、もう10年以上ご無沙汰ですが、熊本だけは外せない街なのです。
2007年6 月 2日 (土) 19:52 カテゴリー: おいしい処(その他) | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
今回、九州の杉を視察に行って、非常に勉強になったことがありました。杉には200種位の品種があって、色々な特性や、持ち味が有ることは知っていたのですが、その中でも挿し木と種からの実生とで大きく異なることを初めて知ったんです。本州の場合、殆どの杉は実生なので、挿し木の杉という物にふれたのが今回が初めてだったのです。
この差が、結構大きいことに驚きました。ログ材や、板材にしたときの表情が全く違うのです。正直、最初に製品を見せられたときは『これ、杉ですか??』って感じです。本州の見慣れた杉とは全く違います。
まず、木目の出方が全く違います。小国の実生杉の場合、芯の部分の年輪が詰まない為にこの様な表情になるんだとか。本州の杉特有の和風っぽさが、ありません。左の写真は築2年ほどの小国杉ログの内部です。とても綺麗なログ材になっていませんか?しかも、赤身白身のまだらが殆ど無く、綺麗に揃っています。ほぼ赤身のみです。
次に、節が黒くない。本州の杉は黒く死節と言われる節目になるのですが、小国は茶色で生節なんですね。表情が軟らかく、おとなしい感じとなります。これは、大きな面で使っていくログでは結構重要です。
また、乾燥技術が良いので割れていませんね。パインの無垢ログではこうは行きません。ビシビシ割れてきます。私も、この割れの少なさには驚きました。ま、産地のすぐ近くで建てたログなので条件は良いと言えますが、素晴らしい仕上がりです。写真が下手なので、実物はもっと良いですよ。
これは、今回一番衝撃だった築15年、全くメンテナンスしていないログ。しかも、広大な広場の真ん中で吹きさらしです。当時は乾燥技術が異なるために、割れが出ていますが、腐りが全くない。超高温、超多湿の熊本においてこれは驚異的です。赤身のみで製材されている強みですね。
密生して育てず、最初から成長を促して、赤身の多い材を取る。そして独特の表情を出す。非常に面白い物を見ることが出来ました。在来の場合、まとめて材を取ることが難しいので、運賃コストの関係で導入は今すぐには難しいですが、ログの場合はドカンと入ってきますのでまとめて入れることが可能です。床材なども、写真のように小国杉で揃えることも可能です。意外にお手頃価格だし、杉の床は材質的に暖かいのでお薦めです。
魅力あふれる九州の杉。ますますお薦めです。
2007年6 月 1日 (金) 11:05 カテゴリー: 高原生活を快適に。新しい建材情報。 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
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