オルケア日記

ワインの旨い季節になりました。

日本酒も旨い季節になりましたね。日本酒は、大泉の銘酒『谷桜』さんの『桜舞』で決まり。この時期はほんのりと暖かい肌燗での一杯は堪りませんなぁ…冷たい夜風との対比が何とも言えず旨い。月を見ながら一杯、月明かりに写される木陰を見て一杯、夜の茂みを歩く鹿と一杯。八ヶ岳ならではです。

ワインもいよいよシーズンインです。今までは、イタリアの白とかサンセールのような白、はたまたシャンパン…といった感じでしたが、これだけ乾燥してきて、気温も下がってくると赤ワインの時期です。八ヶ岳では、ちょいと外に出しておけば適温。便利です。（良く赤ワインは室温で…と言いますが、室温では高すぎる事が殆どです。）

セブンイレブンでなかなか良いワインが気軽に買える時代になりましたから、今更私がどうのこうの言うまでもありません。現在、ブルゴーニュもオーストラリアのシラー種でのワインもなかなか上質で楽しませてくれます。値段の千円台ですし、満足度は高いです。

最近、私の心を掴んで離さないのは『ムーランディッサン』です。Ch.ディッサンの普及ラベルですが、メルロ主体の優しい味わいと、バランスの良さは2000円弱で買えるワインとしては類い希な一本だと思っています。デイリーとはいきませんが、普段使いで飲める一本だと思います。

ワインやお酒には、引き立てる脇役が必要ですね。八ヶ岳ならでは…と言えば、『ハム日和』さんのハム・ソーセージ類。中でも、生ベーコンは日本酒にもワインにもGOODです。旨味が凝縮した味わいは格別です。厚切りにしたハムをグリルして、かじりながらの一杯も堪りませんね。タンのスモークも必見です。

『inno』さんや『セルクル』さん、『カントリーキッチン』さんのパンも忘れてはいけません。お酒との相性は、小淵沢インター北のセブンイレブン向かい『セルクル』さんが格別です。焼く方がお酒好き…と言うだけでも違ってくるのかな…と思うほど相性が良いです。

キノコの季節ですが、年々採れるのかどうか良く分かんない様になっています。ばらつきが有るというか、今まで出なかったところにバサッと出たり、今まで出ていたところで出なくなったりも激しいです。見分け方は結構簡単ですので、一度『仙人小屋』等のHPをチェックしてみてください。既に、キノコ教室の開催が始まっています。秋の恵みを戴かずには勿体ないですぞ。

一気に秋めいております…八ヶ岳

ここ数日、急激に秋めいてきました。日中の気温も20度を超えるかどうか。現在も１９℃程度ですので、平地の方には半袖では肌寒いかと思います。

水曜日の朝は９℃前後まで下がりました。場所によっては８℃ぐらいまで下がったようです。多くのお宅では暖房を入れたようですが、オルケアの高断熱住宅では、全く不要でした。起き抜けに、今までに無く室温が下がったような印象を受け、外気温を見たら９℃。ペアガラス部は結露していましたね。トリプルガラスは全く結露無し。こんなに冷えるとは思わず、断熱スクリーンを開けっ放しにしていたのが失敗でした。

その代わり、前夜の十五夜お月様は格別でした。木陰がしっかり見える程の煌々とした月夜で、本当に透明度の高いお月様でした。八ヶ岳の各所では幻想的な風景が広がっていたと思います。

しばらくは、秋らしい気温のようですので、お越しの際は暖かい上着を一枚お持ちになって下さい。

松茸山の季節…

八ヶ岳ではありません。残念ながら、八ヶ岳では松茸の取れる場所が極めて限られていて、取れる量は非常に少ないのであります。

一方で白樺湖を山越えした向こう側では松茸が良く採れるらしく、この季節になると名物の松茸山があちこちにOPENします。組合で料金とメニューを統一し、安心して行けるのも嬉しいですね。

去年は行きそびれましたが、一昨年にお邪魔をしたときも、翌朝にはシッポに松茸が生えてくるのでは…と思うほど食べてきました。コースは安い物で十分だと思います。なぜなら、コースの松茸は輸入品なのか、冷凍物なのか、なんなのか解りませんが、全くグレードが異なります。見た目は驚くほど大きくて、見る物を圧倒しますが、香り立ちなどはちょっと少なめ。で、ここで別注料理の登場な訳です。焼き松茸か銀蒸しあたりは真骨頂でしょう。一本が丸々入って3000円程度です。松の素晴らしい香りが鼻を貫きます。これらは、各松茸山ご自慢の一本を入れてくるようで、正真正銘の採れたて、文句なしの松茸が登場します。

一番安いコースに、一人一本別注を頼んでも７０００円台で済みます。私の個人的な好みで行けば、一番安いコースに別注で銀蒸しを一品…と言うのが良い感じです。組合のメニューでは8400円で銀蒸しも入った、これでもか…というコースも有るようです。どちらを取るか…悩み所でしょうね。

八ヶ岳からは、白樺湖を超え、大門街道を上田の方へ掛け下ります。ひたすら別所温泉を目指しましょう。平井寺トンネル（乗用車200円の有料トンネル）を抜ければ、すぐにあるのが『鈴子山荘』です。この辺りの山々には夕方となれば、山のてっぺんに煌々と灯りが灯り、あちこちに松茸山が有るのが見えます。周辺には十数件の松茸山が有るそうです。

何件かはホームページがありますから、探してみられるのも良いでしょう。組合でメニューと金額を決めていますから、さほど大きな差は感じません。かなり山中へ車を走らせるところもあり、便利さで決めても良いと思います。

一昨年お邪魔したのは、別所温泉の奥に位置する松茸山で、組合長をされていた『城山園』さんにお邪魔しました。地鶏を使った鍋が意外に美味しく、最後までガツガツ食べてしまったのが印象に残っています。

意外と夕方が早いのが松茸山の特徴です。上田へ観光へ行き、早めの夕食等で寄るのが吉かも知れません。まぁ、余り遅くまで酔っぱらっていると、帰り道の山道で転んだ…なんてのもありがちかも知れません。あと、くれぐれも飲酒運転は禁物です。運転手さんを確保して行きましょう。

冷めても美味しいソーセージ

ここ最近、公私共々色々と重なって、ちっとも買いに行けていない高根町『ハム日和』さんのソーセージ。子供の運動会の時に、冷凍保存していたのが有ったので、グリルしてお弁当に入れてみました。

もう、数ヶ月冷凍していたので、風味共々ベストな状態では無いと思いましたが、これが格別な旨さ。冷めても美味しいのですね。香り立ちも、味わいの良さも格別です。お友達のお弁当からお裾分け頂いた沼津のＹ社さんのハーブ入りソーセージも一緒に食べたんですが、こちらは肉の旨味が消えてしまい、ちょっと残念。

長期冷凍でお弁当に使うという暴挙にもかかわらず、これだけ美味しいのは真っ当な造り方で、心が通じる製品作りをされている証なのでしょうね。いろんな物でふくらませて、実際のお肉の量以上に造るのがスーパーとかで売られている一般的なソーセージです。それとは違う、本来の造り方でのソーセージなどは格別です。それでいて、決して高くないお値段といい、本当に美味しい物が手に入るので嬉しいです。

最近は、素材高騰で姿を消していた『スモーク ド タン』も復活。これも、堪らぬおいしさ。ちょっと贅沢な味わいです。定番の生ベーコンと合わせて、酒席には外せないアイテムですね。

我が家では、子供達が『パブリカ リオナー』が大好き。味のバランスが良く、私も好物の一つです。神戸デリカテッセンなどでしか手に入らなかった味が、極上の物で近所で手にはいるのは有難い事です。

ハム日和さんは火曜日がお休み。（時々、臨時休業がありますのでご注意下さい）0551-47-3786が電話です。場所は、 地図を参考にしてください。若林の信号を東へ。そこからは３分もかかりません。小さなお店ですので見逃さないように。西日避けで葭簀を掛けたり、ショーケースに布がかかっていたりしますが、それはお休みではなく、商品を守る気配りです。ショーケースが空っぽは、お休みの証の様です。

八ヶ岳の紅葉

高原道路ではすっかり緑が色あせて来ています。紅葉の訪れを感じます。

さて、八ヶ岳の紅葉シーズンですが、結構長いんですね。野辺山の八ヶ岳高原ロッジ付近はもう二週間ぐらいでピークじゃないでしょうか。10月にもなればドンドン山を下っていきます。

大泉の高原道路付近が10月の初旬頃～中旬に掛けて。大泉、オルケアoffice付近は10月半ば。須玉の奥、増富がちょっと遅くて10月下旬に掛けてでしょうか。

お薦めは八ヶ岳高原ロッジ付近・高原道路まきば公園・天女山 天の河原・増富温泉付近・通仙峡・夜叉神峠などなど。

志賀高原も紅葉間近ですね。ホテル・グランフェニックスの良い時期が来ているようです。覗きに行きたいけど、ちょっと忙しい今日この頃です。

冬への準備。

ここ最近、薪ストーブへのご要望が多く、ストーブ屋さんに頑張って頂いております。確かに、揺れる炎に薪の音は格別で、他では得られぬ素晴らしい味わいと雰囲気を造ってくれます。

山に住んでいる者が、こんな事を言ってはイカンと思いつつ、設置を希望される方に申し上げるのは、薪ストーブは実用品と思われてはいけないですよ…と。大半の方は、薪は買われる訳で、一番お金のかかる暖房器具になるんです。設置コストだって、薪ストーブの設置金額で、全館床暖房が出来るくらいです。贅沢品と言って良いか、道楽品と言って良いか…。

主暖房でお使いの方も多いでしょうけど、基本は補助暖房です。別にメインの暖房があり、薪ストーブはサブで、炎を楽しみたいときに着ける…と言った感じでしょうか。

オルケアの建物では、断熱性能がかなり来るところまで来ていますから、薪ストーブのような出力の大きな暖房器具までは要らない所にきています。薪ストーブの半分以下の出力で、十二分に暖かい生活が出来ます。ですから、初期コストも半分以下で設置が出来、ランニングコストが低い暖房が実現します。

冬への準備をそろそろしなくてはいけません。薪の準備、暖房機の点検等、オルケアでは承っております。お気軽にご相談下さい。

また、今までお住まいのお宅での冬への準備もお手伝い致します。窓の結露と冷えを劇的に改善するスクリーンや、温水ルームヒーターの設置等のご相談を承っています。

窓の結露と冷えを劇的に改善するスクリーンは、非常に効果的です。音を吸収もしてくれますので、お休みになるお部屋などへの設置は劇的な環境変化を与えてくれます。ロールスクリーンと較べ、若干高いですが、設置頂いた御施主様からは殆どの場合、増設の依頼が来るほどの効果が有る商品です。

また、温水ルームヒーターも設置簡単、屋外燃焼ですから空気は綺麗。使い方はエアコンのような簡単さ。低温度温風で強力なファンで足下を暖めてくれます。頭が熱くなるような事はありません。設置費用も複数箇所設置する場合はＦＦより安く、お薦めです。FFは高温度温風ですし、動作音もあります。頭の方が暑くなりがちで、オルケアではお薦めしていません。温水ルームヒーターは、エアコンのようにシステム化されており、設置等もスッキリと収める事が可能です。また、室内機（温風器）は取り外しが可能で、使用しない期間はしまっておけるのもgoodなシステムです。

色々と冬の準備を始める季節です。オルケアでは色々なご相談に応じています。お気軽にご相談下さい。

八ヶ岳 オルケア仕様 オール電化住宅のランニングコスト

延べ床30坪、家族４人（子供は小さい７歳・５歳）のファミリーにおいて、八ヶ岳におけるオール電化住宅の一月電気代が出てきました。

設備は、エコキュート460L型寒冷地仕様・IHヒーターで蓄熱暖房機を基礎内設置を行い、完全なオール電化です。ちなみに、太陽光発電は入っていません。出来るだけ、お風呂を使って、お湯の消費は多めに使っています。（連日、お湯残量20%程度）但し、深夜電力適用時間外での沸かし直しは行わない設定にしています。IHヒーターは普通に使っています。特に工夫はしていません。

電気の仕様に関しても、さほど気を付けている訳ではありませんし、電球型蛍光灯などは使っていません。大半が、ダイクロハロゲンランプです。ただ、、都会と違い、部屋全体を思い切り明るくする訳ではなく、程々の照明で、陰影を楽しむ感じです。

食洗機もほぼ毎日、洗濯機も毎日使っています。洗濯機は7kg洗いのインバーターではありません。普通の物です。食洗機は乾燥を１時間と長めにしています。ただ、これらはタイマーを活用し、深夜電力時間帯に運転するようにセットしています。（電気代単価は1/3ですからね）

そんなので、使ってきましたが、先月は6138円。今月は6354円でした。灯油もガスも有りませんから、家のエネルギーコスト＝電気代です。こりゃ有難い金額です。意外に安くてビックリしています。（オール電化ですので、全電化割引適用を受けています。料金体系は電化上手）

オルケアの仕様＋高断熱オプションでかなりの性能を持った家になっておりますので、お風呂などは追焚等を使う事が殆どありません。その辺の効率の良さも貢献しているとは思いますが、それにしても安いですね。オール電化のメリットが実際にお解り頂けるデータだと思います。

オルケアでは、最先端の技術から、コンベンショナルな内容まで、幅広く見聞を深め、実際の建物を見てきたスタッフによって、幅広い御案内が可能です。どうぞ、お気軽にご相談下さい。

残暑です…

いやぁ、暑い!!ですね。いつまで経っても、涼しい秋の風はどこへやら。

と言いたくなるのは大泉の昼間も同じです。９月も後半に入ってこの有様というのは初めての事です。一昨日は31.8℃、今日も上がっておりまして、14:30迄で27.7℃まで来ています。大泉のアメダスは、大泉支所（旧村役場）の南100m程の保育園の駐車場の一角にあり、標高が867mと低いため、気温はかなり高めに出てきます。でも、それにしても…

実際、暑いです。避暑地とは言いますが、これでは…ネ。と思ってしまう気温です。

でも、朝夕は気持ちよい涼しさに包まれるのが大泉の特権です。アメダスでも19℃位まで下がっていますから、それなりに涼しさを感じられます。平地からお越しの際は、薄手の上着が必要じゃないでしょうか。

例年だと、こんなに暑くはならず、９月も後半となれば日中でも長袖が欲しい季節なのですが…本当に異常です。私も初めての体験です。負けぬように耐力増強を心に誓う、この頃です。

八ヶ岳南麓の日照時間

今までは、口で長い長いと言ってきましたが、ちょっと具体的なデータでご説明。大泉付近の類い希な気象環境が実証されます。

気象庁のアメダスデータでの日照時間地図です。大泉の付近だけ、濃いオレンジになっているのがお解りでしょうか。本州では、沿岸部の限られたエリアでしか得られない、長時間の日照時間が唯一内陸部で得られる場所なのであります。

実際の統計データを覗いてみると…大泉のアメダス（北杜市大泉支所南にあります）での1987～2007の平均値での年間日照時間は2081.2時間。中でも、１２月～４月にかけては200時間前後/月を記録していて、冬季の晴が非常に多い事を示しています。

比較のために東京のデータを出してみましょう。こちらは1971～2000年の平均値ですが、1847時間です。最高でも180時間/月でして、かなりの差がある事が解ります。

日本再発見マップという非常に面白いサイトがあります。かなりヘビーなので、通信環境の良い方向けですが、各県庁所在地での気象データーを扱うページもあり、ここでも日照時間では甲府がトップになっています。非常に、美しい画像で日本の色々を観る事が出来、面白いサイトです。

Google Earth などで、信じられないほどの高精細な衛星画像や航空写真が手に入る様になりましたし、オマケとはいえ、フライトシミュレーター機能まで付いていますから、遊覧飛行気分だって味わえます。（GoogleEarth最新版を起動後、Ctrl＋Alt＋Aを押せば起動。操作方法はこちら）八ヶ岳付近での遊覧飛行は結構、山の見え方がリアルで、楽しいですよ。戦闘機より、プロペラ機でののんびり飛行がお薦め。願わくば、八ヶ岳エリアの写真が高精細化すると本当に嬉しいのですが、雲の多い日本は難しそうですね。

大泉が暮らしやすい、その訳をちょっと解剖してみました。

八ヶ岳にお越しの時はライブカメラをご参考に…

この連休はちょっと残念ですが、お天気には恵まれそうもありませんね。当初の予報のように雨ではなさそうですが、台風の影響もあって、湿った風の流入が有るようで、秋らしいカラッとしたお天気にはなっていません。どんよりとした曇り空となっています。

こういったお天気の時は、どうしようか…と迷われる事も多いのではないでしょうか。そういったときの大泉の状況を掴むには大泉町のライブカメラが活躍します。調子悪いですが、各地の気象観測データもみれます。（時々みる事が出来ない事がある…）大泉で一番標高の低い場所である、『金生遺跡』、多くの別荘と同じ様な標高の『甲斐大泉駅前』、ちょっと山の上『赤い橋』での気温等が何時でもみれます。過去情報もデータベースになっていますから、最低気温を調べるには便利です。

今日は山が見えるかな？？と言ったときは、『甲斐大泉温泉』（パノラマの湯）のカメラで富士山方向をみるか、『大泉支所 南側』でアルプス方向をみればおおよその雰囲気はみて頂けると思います。

今からの季節、道路状況を知りたいときは、『大開上』のカメラが便利。ちょっと、標高が上ですから、状況としては厳しめの画像ですが、よく解るカメラです。雪道の状況などはここでチェックです。

大泉にいながらも、結構活用させてもらっています。便利なサイトです。