オルケア日記

降らない雪。

東京では昨夜初雪が降ったらしいですね。大泉の今日はほぼ真冬日と寒い一日でした。（一日中氷点下）標高の高いエリアと長野県側（富士見や野辺山）では昨夜は降雪が有ったようですが、大泉では粉砂糖を振りかけた程度。

先ほど、現場の通り道に高原道路を走ったら、見事な結晶が降ってきたので、思わずパチリ。赤い橋付近での一枚です。大きさは控えめですが、なかなか形の揃った結晶です。標高1300mより上は降ったり止んだりしているようで、道路も結構白くなっている感じです。スタッドレス必須です。

それにしても今年は降らない大泉。むなしくスタッドレスだけが摩耗していくような気がしてなりません…

記録的に少ない雪の量…

降りませんねぇ…年末年始も期待していたんですが、結局積雪には結びつかずで。網笠山に春に出るピューマすら、なんだか消えそうな勢いなんですよね。本当に、今年の八ヶ岳は雪が少なくて困っちゃいます。

気温の方はここ数日は例年の１月のような温度になってきましたので、やっと冬本番…と言った感じがしていますが、雪の方はさっぱり降る気配がありません。今週いっぱい、厳しい冷え込みが続くようで、20日頃までは朝方は－10度近くまで下がるでしょう。

21日の月曜日に雨の予報が出ています。果たして、本当に降水が有るのかは、先の話なので解りません。もし、降ればこの気温だと雪の可能性が大ですね。

現在は大泉町内でスタッドレスが必要な所はありません。但し、朝夕は非常に厳しい冷え込みで、霜でスリップする可能性もあります。冷え込んでいるときの運転は十分に注意が必要です。

スキーに行こう

って、体調不良の私が書いても説得力に欠けますね。

でも、スキー人口は減少の一途。日本の各スキー場は四苦八苦しています。なぜ、こんなにスキーの人気が無くなったんでしょうか…純粋に楽しみが少ない、上質なスキーリゾートが少ない、コストパフォーマンスに欠ける…と言ったところなのでしょうか。

確かに、居心地の良い上質なスキーリゾートはほぼ皆無に近いように思います。私が知る限りでは、北海道の【ウィンザー洞爺】、新潟の【Araiリゾート】（ソニーの息子さんが造ったので有名ですね）、志賀高原の【グランフェニックス】ぐらいでしょうか。いずれも、極めて上質で、居心地の良い高級リゾートなのですが、その後がないですね。

どこへ行っても、セルフサービスでファミレス以下の食事とサービス。これでは、スキーやりたい…とは思いません。体育会系は別ですが。志賀高原も、色々な施設がありますが、残念ながら古さが目立つようになってきています。

スキー場は、ファミリーのためにもっと何が出来るのか…考えて頂きたいと思いますし、周辺施設は、もっと居心地良い何かを出来ない物でしょうか。夏を含め、通年稼働出来るために、もっと大きな目で見たリゾート開発が必要に感じます。

さて、前置きが長くなりましたが、スキーを敬遠されている方が予想以上に多いのに驚きます。以前は結構やっていたんだけど…と言う方が多い。多くのスポーツもそうですが、スキーも大きく道具が変わりました。昔のように2mもある板を振り回す時代は完全に終わり、板の曲がりを利用した滑りとなっています。ずらす動作は基本的にありません。ですから、昔に比べ格段に楽になっています。

道具の変化もここで一段落していますし、価格もこなれてきました。近年は、専用ビンディング（ブーツと板を結び付ける脱着金具）もセットになっていて、結構お安くなっています。長さはそんなに必要ありません。普通の身長の方なら150cmでも十分。私はちょっと極端ですが、180cmの身長で150cmの板を使っています。短くても高速域で暴れませんし、何しろ楽ちん。グイグイ良く曲がります。高い板を買う必要はありません。ビンディングとセットで２～３万円も出せばそれなりの物が買える時代です。（甲府のカムイなどでは、型落ちであれば２万円位で良い物が全部揃います）上級者は別ですが、久しぶりに始められるなら十二分のクラスです。

昔のように捻りの動作などが無くなった分、楽～に板に乗れます。是非、一度再開されてみては如何でしょうか。八ヶ岳ですと、【サンメドウズ スキー場】はシニアの方も多く、すぐに仲間が出来ると思います。寒い朝、ちょっと２時間程度滑りに行くだけでも気持ちの良い物です。八ヶ岳ならでは贅沢です。

【サンメドウズ スキー場】の山頂部からの冬の景色は格別です。これを楽しまずには、勿体ない。

毎度、チケットを買うのは高くて勿体ないので、シーズン券をお薦めします。地元のスキークラブへ頼めば安く手に入ります。（毎年１１月末頃にまとめ買い）ご興味ある方は、お気軽にメール頂ければご紹介します。

八ヶ岳は急に激しい冷え込みに

昨日の雨が嘘のように晴れ渡っていますが、季節風が駆け抜け、急激に激しい冷え込みになっています。今朝ほどで－７度までさがりました。標高の高い場所ではもっと下がっていたでしょうね。

雨上がりに急激に冷え込んだ物ですから、地面全体が霜柱になっている状況で、いつもと歩く感覚が違います。音も違いますが…

道路は、大泉エリアは高原道路をのぞき、問題はありません。但し、清里方面は昨日の雨が後半は雪になったようで、全域で道路状況が厳しい状況です。スタッドレスか滑り止めが必須です。

本日は、好天に恵まれそうで、日中はある程度日差しによる暖かさが期待できますが、朝夕の冷え込みはここ数日厳しいようです。どうぞ、お気を付けて。

冬の雨…

雪は雪で除雪が発生するので大変なのですが、これだけ本格的な雨だと困っちゃいますね。大泉は全域でまとまった雨になっています。午後からは段々と気温が下がり、一部では雪の予報が出ています。

明日は冷え込み、晴れの予報となっております。ジメジメしたお天気も明日にはカラリと晴れて、気持ちよく過ごせると思います。

年末年始から、異常とも言える高温で過ごしやすい毎日が続いています。朝夕の冷え込みも少なく、日中は10度を超えるような陽気。其処へこの雨ですから、この周辺のスキー場は戦々恐々です。しっかり降雪がないと暫くは雪質改良は見込めそうにありません。

それにしても暖かい今年の冬です。

省エネルギーな住宅作りへ前進していきます。

一般の人間が生活する上で、使用するエネルギーの35～40%が冷暖房エネルギーと言う統計があります。北は北海道～南は沖縄までひとくくりにした数字ですから、八ヶ岳ではもう少し多いのかな…と思ったりしています。

給湯エネルギーまで含めれば、半分近くを暖房や給湯で使用している訳ですね。

ここからはシミュレーションの世界なのですが、のべ床30坪の二階建て住宅を仮定します。大泉・石堂付近（標高1000～1100m）の気候において、山梨県の次世代省エネ基準での断熱性能では室温を20度一定に保つのに1600～1850Lもの灯油を消費します。現在、オルケアで建築し、実験中の建物では山梨県での次世代省エネ基準の2.4倍以上の性能を持たせ、同じ室温を保つのに僅か250L程度の灯油で可能となっています。実際、現在の所では一ヶ月に灯油缶二つ程度のエネルギーコストで室温を22～23度に保って生活しています。

オルケアでは、もう一歩前進して、最終的には完全な無暖房での生活が出来るような方法へ向かっていこうと思っています。現在でも、無暖房住宅を標榜している工務店がありますが、あくまで甲府盆地や松本平野での気候において、かなり特殊な工法で建築しています。これではデザインや、間取り、予算にも制約を受けますので、もっと普遍的な工法で、自由度の高い形で実現できるように頑張らせて頂きます。

現在、実現できているQ=1の住宅（山梨県での次世代省エネ基準の2.4倍の断熱性能）では、今までの基準では考えられない快適さと、エコロジーな生活を実現します。何時でも見学できますので、お気軽にお越し下さい。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

新年あけましておめでとうございます。

オルケア事務所は1/10より通常営業となります。今日はちょっと整理を兼ねて事務所に出てきましたが、元旦以来の風邪がひどく、早々に退散させて頂きます。

年末年始は北日本・北陸では大荒れのお天気だったようですが、八ヶ岳・大泉は穏やかなお正月となりました。初日の出もこの上なく美しく、風も無い元旦で、八ヶ岳ならではの天候に恵まれたと思います。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。