Blogにワインの話が少ないですねぇ…と痛いところを突かれる事があります。別に避けている訳ではなく、単純に旨かった銘柄をご紹介しても、入手が出来ないことの方が多いので、あえて避けているのかもしれません。
というのは、銘柄でも年度が違えば別人になることもあり、ゴマンとある銘柄より、これ良いですよ~…とご紹介しても、意味があまりないような。そんな気がするのです。
私は、そんなに量を飲んだり、日常的に飲むわけではないので、タマに気に入った物があると、ケースで買い込んで寝かせています。特に、安めのワインはデリケートなので、勝沼に借りている廃トンネルセラーへ入れちゃいます。忘れた頃に出してきて、楽しめる様になってきました。(高いワインは基礎体力もあるので、少々の温度変化でもへこたれることは少ないです。特に若いのは。)
そう、もったいぶらずに何か教えろ~!!って、空き瓶が飛んできそうなので、幾つかご紹介。あくまで、お手頃な価格帯で、安定している物のご紹介。
マルゴーの二大シャトーといわれたCh.ディッサンのセカンドラベル。なんだか、漫画に出て値段が上がったような…。バランス良く、ビンテージの影響も少なく、安定しています。わざわざ通販で買うほどの物では無く、見かけたら買う程度です。
ムーラン・ナ・ヴァンと言われるボージョレーの最上級区産。日本で一般的に知られているボージョレーヌーヴォーとは別物です。深い味わいとコストパフォーマンスを兼ね備えた、すばらしいワイン。ルイ・ジャドはフランスでも有数の生産者で、様々なブルゴーニュワインを出していますが、その全ての裏ラベルには、このシャトーの事が書いてあります。それだけ自信が有るんでしょう。色々な物に合わせやすいのもgood。
7つしかない、畑名を名乗れるキャンティの一つ。イタリアを代表する農耕貴族フレスコバルディ家の自信作。この価格帯には無い、パワーと上品さを兼ね備えます。フレスコバルディ家の生産する農産加工品はすばらしい物が多く、オリーブオイルも逸品です。
これはもうグランヴァンの仲間入り。でも、探すとまだまだ廉価。日本ではあまり知名度が無く、知られていないから。でも、しっかりと格付けワインですし、経営は5大シャトーの筆頭、ラフィット・ロートシルトです。コストパフォーマンス高く、しっかりした高級ワインの世界に誘ってくれます。私をワインの世界に引き込んだ罪深いラベルでもあります。
もっと安い物を!!と言うときはセブンイレブンへ。セブンイレブンは、田崎真也さんとコラボして、お値頃で高品質なワインを独自手配。しかも、新鮮配送で理想的なワイン販売体制を敷きました。1000円前後でも楽しめる物が揃っています。大泉のセブンにも並んでいるので試してみてください。
日常的に使ったり飲んだりするには箱入りワインがお奨めです。 こんなのがあれば、餃子を焼くときの水代わりに使って、バルサミコで食す…なんて遊びにも使えます。美味しいですよ。開封しても劣化が遅く、1ヶ月ぐらい使えます。ボルドーのほどほどの物もあったりして、種類も増えてきました。
なにはともあれ、気軽にワインを楽しみましょうね。
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