オルケア日記

ビストロ ミル プランタン 勝沼にopen

山梨のご出身とはきいていましたが、戻ってお店を開業とは思いませんでした。山梨日日新聞の記事にもなりましたが、7月の24日に『ビストロ ミル プランタン』を開業されたようです。Barカウンター席や立ち飲みのスペースも有るようで、気軽に立ち寄る事も出来そうです。

ここのオーナーでいらっしゃる五味さんは、名店である銀座レカンのシェフ ソムリエを1991年より勤め上げられ、私のような業界から一歩離れたソムリエでも存じ上げている有名な方です。まだ、お若い（40代だったかと）のに、地元に戻ってこられて開業とは…驚きました。

山梨のワインには、並々ならぬ想いがある方でいらっしゃったので、地元で山梨のワインを啓蒙する方へ邁進されるのではないでしょうか。私も、一度トンネルワインカーブの帰りにでも寄ってみようかな…。

場所は、勝沼インターから降りて、20号を走ってすぐの上り車線側です。下岩崎信号の少し甲府寄りです。

清里で竜巻発生

清里の清里の森東側、国道141の東側を竜巻が７／２６に発生した模様です。

八ヶ岳に移ってきて十数年ですが、身近で竜巻の発生は初めて聴きました。なにしろ、1992年12月から、山梨県内では竜巻は確認されていません。

実は、この竜巻が、オルケアでもお世話になっている家具職人さんの自宅兼工房を直撃した模様。建物への被害は無かった様ですが、見事な竜巻の写真を撮っていらっしゃいます。小型ですが、しっかりと竜巻らしい雲の柱が写っています。

今年の八ヶ岳南麓は、天候が例年に比べて落ち着きがあって、安心していたところです。まさか、竜巻発生とは驚きました。我が家などは、家の廻りが散乱しているので、気をつけなくてはなりません。夏休み、ちょっと片付けに精を出そうと思うニュースでした。

ハイジの村では、イベント開催中です。

今更ではありますが、どこで花火が上がっているのかと思ったら『ハイジの村』ではイベント開催中でした。

夜の9時前に、花火を打ち上げているようです。詳しくは、こちらのホームページにて、ご確認ください。

ハイジの村と言えば、『セグウェイの体験試乗＆園内ツアー』でしょう。3000円というお手頃価格に加え、広大な園内を実際に走って廻るのは楽しいです。国内でも、この内容でこの価格はなかなか無いと思います。早く、日本でも一般的な乗り物として、普及して欲しい物です。

ハイジの村の裏手には、こっそりと美味しいケーキ屋さんがあります。景色の良い場所にあって、イートインは気持ちよいです。ここだけは、なんだか垢抜けた都会の雰囲気であります。

今年もブルーベリーの季節が来ました（もう来てます…）

白州・台が原の『小林農園』さんでも、ブルーベリーが最盛期です。ちょっと体験で摘み取りをする方は、時間無制限食べ放題で大人は250gのお土産パック付きの800円コースが良いでしょう。小学生以下の方は300円でお土産無しもあります。

本格的に持って帰る方は、入園料300円、1kgあたり1200円での摘み取りコースがあります。ブルーベリー1kg1200円は魅力ではないでしょうか。持ち帰って、ジャムなどに精を出して下さい。

富士見にも摘み取り専門の農園があり、少しお安いですし、シーズンも長めです。（標高が高いので）

私は、こんなに暑くなってくると、凍らせて食べるのが好きであります。（単純ですね）

カヤックの体験にぴったり。カヌーピクニックinビレッジ白州

白州の奥深くに、忘れ去られたような湖があり、その湖畔に立つキャンプ場とコテージがあります。それが、『ビレッジ白州』です。ここで、8月のお盆過ぎまで『カヌーピクニック2010』を実施しています。

レクチャー（カヌーの講習に安全講習）と40分の自由体験がセットになっており、レンタルのカヤック、傷害保険や税金まで含んで、大人が2500円、小学生未満は1500円（大人の同伴が必須）だそうです。この金額ならば、気軽に体験できますね。カヤックをみて、いいなぁ…と思っている方には最適です。

この『ビレッジ白州』は、なかなか面白い企画を毎年されていて、一泊二日のキノコ塾は非常に楽しめる内容です。ホームページをチェックしておくことをお薦めします。

今週末は『八ヶ岳ホースショー』に『北杜ふるさと祭り』です。

今週週末の土日は、お祭り続きです。

土曜日7月31日は『八ヶ岳ホースショー』です。小淵沢の馬術場（リゾナーレ小淵沢の北）を会場に、普段はなかなか見ることの出来ない馬術ショーや、盛大な花火大会が行われます。この花火大会ですが、比較的あちこちから見えるので、会場に行かなくても楽しむことが出来ます。

日曜日8月1日は『北杜ふるさと祭り』です。北杜市内の商工会加盟企業の出展による、特色ある出店が楽しいお祭りです。縁日のお店も楽しいですが、地元企業の個性あふれるお店の数々は、ちょっと本格的文化祭的な雰囲気もあって、楽しいです。美味しい物も多いです。今年は、会場が高根中学校のグラウンドに移動になっています。十分にお気を付けて。（長坂のグラウンドでの芝生の上の花火鑑賞が出来ないのは残念ですが）駐車場は、高根総合支所ややまびこホールの駐車場を使います。少し歩きますので、脚の悪い方は要注意です。

週明け、8月3日火曜日は、小淵沢の身曾岐神社では『薪能』が開催されます。夕暮れの八ヶ岳で行われる能舞台は幻想的で、八ヶ岳にお住まいであれば是非一度は見て戴きたい見事さです。例年、素晴らしいプレイヤーが揃いますので、見事です。8月7日には東儀秀樹さんもお越しになる、『平和の祈り コンサート』が開催されます。両方とも楽しみな催しです。

いよいよ八ヶ岳も、イベント目白押しです。是非、夏の八ヶ岳を楽しんでください。

いや、猛暑ですね。八ヶ岳も暑いです。

ここまで連日の猛暑は今まで無かったと思います。もう、一週間連日三十度越えですよね…。

実は、十年前にもっと暑い日があったのですが、これは1日だけ。2007年のお盆が暑くて、二日間連日で、33度越えが有りましたが、これも3日間だけ。1994年の8月初旬に5日間猛暑が続いたことがあったのが、最長記録でしょうか。

この数日、歴代五位付近に最高気温が連続入賞中です。7月21日と23日には33.5℃の最高気温で、6位7位に入りました。ここまで連日続くのは、あまりなかったと思います。この勢いで行くと、過去三十年の最高気温記録は総て2000年代に塗り替えられそうです。

この天気、今しばらく続きそうで、来週までは確実な様子です。朝夕は20度前後まで下がりますから、かなり楽です。これが高原の特権でしょうか。明け方などは、肌寒いほどです。オルケアの建物では、断熱が非常に性能が良いので、夜風をしばらく入れれば、開けっ放しで寝なくても、殆どの場合は大丈夫です。私は、相当な暑がりなので、少しだけ窓を空かして寝る日が続いています。

寒冷地仕様にはキツイ暑さだと思っていましたら、甲府は半端じゃないですね。車のドアを開けようとして、一度閉めてしまうほど暑いです。なんだか、オーブンの扉を開けたときのような暑さでした。夜になっても、大泉の昼並みに暑いのに驚きました。それからすると、大泉は暑いといえども天国です。

是非、酷暑脱出にお越し下さい。

じわりと向上、『わたなべ』のお肉

久々に『肉のわたなべ』へ行ってきました。東京出張でバテたのと、夏の来客集中に備え、家で今シーズン初の七輪BBQ。で、チョイと『肉のわたなべ』へ仕入れに行ってみました。（今日は、手頃にやるので、レストラン141ではありません）

入口すぐの特売冷陳には、輸入牛ですが美味しそうな味付け済みのお肉があったので、予備用に購入。駄目だったら、私のお弁当行きです。他にも、豚肉などが沢山出ていました。

さて、本命の方は…とみたら、随分良いお肉になっております。和牛クラスは文句無しでしょう。早速、今回は焼き肉用に肩ロースを400gほど。100g350円クラスなので、お手頃です。でも、以前とは全く違うサシの入り方、脂の色。

家に帰って、同量のぬるま湯に溶いた味噌につけ込み、冷蔵庫で寝かせます。このときにタラッと蜂蜜もお忘れ無く。私は、七味をひとふり。

七輪に火を入れて（コメリでは文化たきつけを売っていますね。すぐ燃え尽きますが、炎が大きく、炭の火付けには便利です）、丁度の火になる頃には冷蔵庫に寝ていたお肉も程良い加減になっております。私は一足先に、ビールを抜いて、試食…と。

これが、美味しかったこと。脂が軽く、ふわふわのお肉であります。今までではあり得ない肉質です。美味しくて、あっという間に無くなってしまいました。予備用のお肉も、味付けが美味しくて、すっかり食べ尽くしてしまいました。食べ終わったら、すっかり夜。近くの保安林には、鹿の気配が…。子供達に花火をさせて、追い払います。

いやはや、しっかり肉質向上していました。100g350円としては、最上の肉質かと思います。今年のBBQは、『肉のわたなべ』が増えそうです。（干物も安かったので、ついでに買ってしまいました）

しかし、ここは!!という最高級のお肉は野辺山の『レストラン141』です。相変わらずのA5等級の信州牛のみ。コストパフォーマンスは最高です。軽い脂と、深い味わい。最高です。

八ヶ岳のモーニングに追加情報です。

萌木の村のメリーゴーランドカフェさんより、追加情報をいただきました。10時からの営業ですが、モーニングセット880円があるそうです。トースト、サラダ、フルーツ、ベーコン＆スクランブルエッグにコーヒーといった内容だそうです。

少し遅めの朝食を、テラスで戴くのは悪くないですね。テラスは、ペット連れもＯＫですから、幅が広がります。

そういえば、『清里フィールドバレエ』も開幕直前です。八ヶ岳の夜空の下で繰り広げられる屋外バレエは格別です。26日は公開リハとなっており、1000円で見ることが出来ます。いわゆるゲネプロですので、『天上の詩』を通して見ることが出来ます。どんな物だろう…という方は、26日に見に行って様子を見ては如何でしょうか。

今年は、比較的平穏なお天気が続いていますので、雷に悩まされる事も少ないと思います。

萌木の村はブルーパブ・レストランのロックも有りますので、夕方に一杯飲んでバレエを見るのも良いのでは無いでしょうか。どうぞ、夏の八ヶ岳を楽しんでみてください。

マルスの20年物シングルカスク

ニッカの余市、サントリーは山崎や白州にブレンドの響といった高品質ウイスキーが脚光を浴びていますが、長野県にも逸品が登場のようです。地味に品質の良いブランデーやウィスキーを作っている『マルスワイン』さんが、信州ファクトリー創業期の原酒をそのまま瓶詰めした『樽618』を限定販売している様です。

分類としては、カスクストレングスのシングルカスクで20年熟成品。（一切の樽同士のブレンドもせず、他の蒸留所原酒のブレンドも当然無し。さらに割水をせずに、樽出しのアルコール度数のままでの一本）価格も15000円とお手頃であります。

但し、入手先が限定され4店だけのお酒屋さんの扱いになります。伊那方面でしか入手出来ない幻の一本になりそうです。標高730mという高原エリアで醸され、眠りについていた一本です。378本だけの贅沢です。

詳しくは、長野日報の記事をご覧下さい。（販売先などが出ています）

マルスワインと言うと、ものすごくマイナーに聞こえますが、実は『霧島』の本坊酒造さんです。昭和35年から石和でブランデーやウイスキーを作ってきて、昭和60年には長野県宮田村にウイスキー工場を新設。今回は、純宮田産のモルトになります。焼酎だけでなく、梅酒・ワイン・ウイスキー・ブランデーを作っています。品質には定評があって、業界人には人気が有るのですが、一般には知られていないですね。レギュラー商品も、コストパフォーマンスに優れ、美味しいですから、一度お試しになるのも良いと思います。