幻のお菓子『鼓の海』

八ヶ岳のお菓子ではございません。山口県光市のお菓子です。

ちなみにお土産屋さんなどには一切出ず、お店へ直接買いに行かないと入手できないという、なかなかレアなお菓子なのです。って、最近のお菓子なら珍しくない話ですが、江戸時代からあるお菓子なんですねぇ。しかも、良くある饅頭とかとは全く違う、珍しい和菓子なのです。

見た目も独特、味も芋を主体にした餡に、皮が肉桂の風味で独特なのであります。何で、こんなお菓子が出来たのかの由来は、残念ながら知らないのですが、（こちらに由来が出ていました）素朴でありながら、非常に上品でハイセンスな味わいであります。良くあるお土産物の和菓子と比べるのが失礼な完成度です。

もし瀬戸内に旅される機会があれば、是非お奨めな逸品です。私にとっては、数少ない故郷の思い出の味であります。