オール電化に押されて元気が無かったガスボイラーメーカーが、ここに来て復活のようです。しかもリンナイは、電気とガスといいとこ取りしようという意欲作を出してきました。
エコジョーズという高効率ボイラーと、エコキュートを組み合わせて、効率の良い方を運転させてランニングコストを低減しようという【ECO ONE】という機械を出してきました。給湯と暖房を両方を一台でまかなえるため、イニシャルコストも低減でき、ランニングコストも最強クラスのようです。うれしい事に、寒冷地仕様もラインナップしており、八ヶ岳での使用も安心です。(ガスボイラー特有の標高1000m制限はあります)
貯湯タンクも100Lに抑え、無駄の無い構造になっておりますし、八ヶ岳でもガス単価は大幅に下がってきているので、十分に検討の余地はありそうです。
一方で地熱ヒートポンプに熱心だったCORONAは、出力の小ささをカバーするべく、大気熱ヒートポンプとのハイブリッドを実現したシステムを発売し、11kwの出力を実現。また、採熱管深度を少なくする事も出来る様になったようです。
しかし、地熱ヒートポンプは未だに、地下水脈の無い場所での深度が基準になっていて、八ヶ岳では確実に水が出てくると思われるので、深度が無駄になるのが勿体なく、未だ採用に至っていません。早く、メーカーの方で、この辺の塩梅の指針を出してもらえると使いやすいのですが…100m深度の採熱管を掘るコストが馬鹿になりませんから…
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