オルケア日記

密かな隠れ家 『まるげ』

かなりマニアックなお店ですが、範疇とすると結構食べる物が充実したカフェというか、昔風でいうところのカフェバーでしょうか。あ、洋風居酒屋に近いのかもしれませんが、もっとシックな雰囲気です。

極めつけは超分かり難い立地。大泉ではなく、住所としては韮崎に入ります。といっても、ほとんど須玉なのですが、誰も行かぬような集落内の古民家を改装してやっていますし、看板らしい物は全くないので、非常に怪しげなお店です。

一番わかりやすく説明と地図が出ているのは食べログの記事でしょうか。国道141号の桐の木交差点より穴山駅方向へ向かって途中より左に入り込んだ集落の中です。多くの人が迷うこと必至でありますが、この地図を参考にカーナビを駆使して行くしか無いような感じです。誠に昔からの集落内ですので、道も狭く、運転には十分に注意してください。

行かれれば、なかなか拘りのメニューの数々と落ち着いた雰囲気で、満足度は高いお店になると思います。穴場感満点のお店です。ただ、このお店で飲まずに済ますのは相当に苦痛ですから、運転手さんは前もって覚悟をして行った方が良いと思います。

峡北にも、色々なお店ができてきましたね。特色あるお店が増えてほしいと思います。

学研の『大人の科学』

毎回、大人の子供心をくすぐる付録がついてくる『大人の科学』というムックですが、すでに19号も出ていたんですね。2000円足らずの価格で、よくもまぁ考える物だ…と思っていたのですが、なんだか凄いプロジェクトが進行中のようです。

四人目のＹＭＯメンバーといわれた松武さんを巻き込んで、付録にシンセサイザーを出そうとの企画が進んでいるようです。もうここまで記事ができているなら、発売も近いのでしょう。ここ最近、手乗り電子楽器がおもしろそうですが、これも見逃せないアイテムになりそうです。

バックナンバーも購入できそうなので、試してみてはいかがでしょうか？私は、初版本のポンポン船に興味があります。miniテルミンなどおもしろいアイテムが揃っています。

なかなか、侮れないムックです。

勝沼醸造さん

今日はちょっとソムリエに返った気持ちで…私のとっておきの山梨のワインをご紹介します。酒屋さんでは買えないので、直接行くか、送ってもらうかしないといけませんが…

山梨には色々な特色あるワイナリーが揃っています。そんな中でも異彩を放つのは勝沼醸造さんですね。醸造所は由緒ある造り酒屋かと思う様な店構えです。ココでしか手に入らない葡萄果汁のジュースは最高の一本。特に甲州種の果汁で出来た白果汁は最高です。

葡萄ジュースではスイスのグラピヨンが有名ですが、残念ながら近年白が無く、赤のみとなっておりました。かつ、グラピヨンは炭酸が入っているのですねぇ。味は素晴らしいですが。

そんな中、勝沼醸造さんのジュースはワインと変わらぬボトルに入り、ラベルは有名な版画家の手による素晴らしいデザイン。（このデザインラベルは醸造元でしか手に入りません）食卓にボトルで出しても華になる一本です。内容も素晴らしく、キリリと冷やして飲むには最高の味わい。砂糖も香料も何も添加しない味わい。（生々なので酸化防止のビタミンcだけ入っています）この濃厚な果汁で醸したワインも格別です。

一度勝沼醸造さんに行ってみられるといいでしょう。作り手の情熱に触れ、味わう一本は格別です。今現在、山梨で一番技術的にも味造りにおいても一番良い線を出している醸造所です。

６月は山下洋輔さんのLIVEですね。

一年を通してなかなか有力アーティストを招聘する『八ヶ岳高原ロッジ音楽堂』ですが、6月の14日15日と二日間、山下洋輔さんがお越しになるようです。一夜目の14日はカルテットが一緒に入ります。二夜目の15日はソロコンサートとなっています。

17:30～と早めの開演で、夕日の移ろいと共に楽しめる時間設定になっている様です。高原ロッジの音楽堂は全周が硝子張りになっていて、思わず、半屋外で演奏していると勘違いする程の建築です。音響も良く、人数も少なめですから、8000～10000円で見るコンサートとしては非常に贅沢な催しです。東京では、なんだか1万円で見れるコンサートが少なくなっているなかでは、非常に魅力的です。

ちなみに、席は当日抽選になります。

7月8月と魅力的なライブが揃っています。要チェックですよ。

京都で外せないお店

旅行でも行かれることの多い京都ですが、これまた良いお店が沢山あって悩んでしまう街ですよね。私は段々固まってきてしまっていて、そろそろ開拓を始めなくてはならないなぁ…と思うこの頃です。

私は元々が京都の人間ですので、ガイドに出てこないお店などにも良く行きます。でも、安心して美味しい物を食べたいときは、皆さんのよく知っているお店で食べることが多かったり…そんな中でも外せないお店がいくつかあります。

『志る幸』四条河原町交差点のすぐ北の路地を東に入った奥に小さくたたずむお店。ガイドにも出ている有名店です。ガイドには利休弁当と汁物が出ていますが、ここの真骨頂は色々な単品料理の数々。一流料亭のスタッフ達も食べに来るココの単品料理は、非常にレベルが高く、かつお値段は手頃。一度お試し下さい。可愛らしい若女将も良い感じです。

『スタンド』京極の商店街の中にある食堂。でも名前の通り、スタンドとしても利用価値大。中華から和食系まで何でもある。エプロン姿のおばちゃん達の元気なこと。昭和四年建築そのままの内装も良し。大衆食堂なので安い。

『よしみ』京都ホテルのすぐ近くにある居酒屋。非常に京都らしい居酒屋です。客層も良く、落ち着いて飲める。今からの時期、ハモの雑炊などは逸品。

『林万昌堂』京極の商店街入口、大丸のすぐ近くにある甘栗屋。小粒で美味しい。京都駅の地下にも出店有り。

『松鮨』大丸の裏手にある寿司店。池波正太郎が愛したお店のひとつ。東京の高級店ほどではないにしても、ちょっと高く感じるときもあります。でも、味への追求は毎度脱帽の域。

『いづう』祇園の繁華街のなかにある、鯖鮨が有名なお店。京都に来たら、ここの本店でちらし寿司ですね!!鯖鮨はお土産にしましょう。二日目以降の方が馴染んで美味しいですから。

『有次』錦の市場内にある打ち物屋さん。ココの刃物は最高です。作り手の想いが伝わる道具の数々が手に入ります。先代が最後に打った柳刃を私がお世話になった板長が持っていましたが、これぞ名刀…という逸品でした。ここの果物ナイフは使いよく万能です。

などなど、沢山の良いお店が満載です。来月も私は京都へ行かなくてはなりません。初夏の味で元気を充電しなくては…。

まだまだ朝夕は肌寒いですから…

一昨日から、半袖で業務入りした私ですが、朝夕はジャンパーが手放せません。何しろ、10℃を下回ることは当たり前。最低気温が5℃を切ることだって珍しくはありません。

日中は25℃近くまで上がる日も有り、半袖で丁度良い感じなのですが、朝夕はまだまだ寒い八ヶ岳です。着る物の調節が難しい時期ですが、ちょっと厚めの上着があれば大丈夫。一枚余分に持ってくることをお忘れ無く。

この時期、次々と野菜が出始めます。美味しい高原野菜の季節が開幕です。パノラマの湯の横の直売所、セブンイレブン向かいの直売所共に品数が増え始めました。不揃いですが、味は逸品。東京で日の経った物を高く買うより、ちょっとトランクの一角に乗せて帰ってあげてください。美味しいですよ。

我が家では、セブンイレブン向かいの新田さん直売所でのアスパラとハム日和さんのハムでの炒め物。美味しすぎるし、元気も出るし。初夏の最高の御馳走になっています。

最近出来た『あおぞら農園』さんの苗販売ハウスも面白い。（レインボーライン沿いのあおぞら農園ドックラン向かい）イタリアのナスの苗とかタイの白ナスの苗、他にも珍しい花の苗などもあり。誰でも分けてくれる様なので、白いジムニーが止まっていたら、奥さんがいますから覗いてみては如何でしょうか。

Ｊマートでは、サントリーさんのイタリアトマトの苗が出ています。これも楽しみな品種が揃っています。趣向を変えた菜園にはピッタリじゃないでしょうか。育てやすい品種をチョイスしてあるようで、失敗は殆ど無いそうです。

庭造りの苗を沢山買うなら、ちょっと脚を伸ばして石和へ。『ガーデニングセンター山田』は規模も大きく、安くて種類が凄い。箱買いには最適の園芸店です。見て回るだけでも一日かかりそうな規模ですよ。ホームセンターで買うのが勿体なくなる値段と種類は凄いです。造園もやっていて色々な樹木もあります。買わなくても、種類を見て回るだけでも楽しいお店です。

いよいよ八ヶ岳も夏に向けて動き始めました。雨もしっかり降って、草の伸びも凄いですけど、楽しみもどんどん広がっています。気温差が激しいですので、皆様は体調にお気を付けて!!

INAXのミストシャワーはお薦め!!

最近、我が家ではINAXのミストシャワーへヘッドだけを交換しました。水圧が弱いとお薦めできませんが、私の家のエコキュートでの水圧で十分使えますので、普通の水圧で十分大丈夫ではないでしょうか。

INAXの水栓の所に簡単に出ていますが『多機能シャワー』と言う物にミスト機能が付いています。これがなかなか優れもの。かなり高温水設定で使用するのですが、お風呂に入った様にホカホカになって上がることが出来ます。

マッサージなどは各社出していますが、ミストはINAXがここに来て出してきた機能でして、ミスト効果による洗い上がりの良さも有るのですが、何よりも身体が凄く温まります。結構、効果的に実感できるアイテムだと思います。

既存のシャワーヘッドと簡単に交換ができますので、1.6mのホースとセットになった物を取り寄せれば工具なしで、すぐに交換できます。お薦めのアイテムです。

八ヶ岳で買う卵。

世間では『中村農場』は流行中ですね。私は、もう少しあっさりとしたナチュラルな味わいが好きで、あまり中村農場さんへは行くことが少ないのです。（初卵を買いに行くときぐらいでしょうか）

白州にも佐藤ファームの卵があって、これまた旨いのでありますが、ガソリン高騰＆時間がないので其処までは…。

で、私は長坂の駅まで買いに行っております。時々、卵が産まれなくなったりして売り切れの時もあるのですが、卵は絶対無いと困る物でも無く、そんなときは無しでOK。暑かったり、寒かったりすると、すぐに生まなくなって品切れになります。

そんな卵が、白井沢から運ばれてきており、なかなか美味しいのです。放し飼いで穀物と菜食のエサ。だから黄身はレモンイエローです。臭みが無く、ナチュラルな味わいと香りがあって美味しいのです。タマかけご飯（ご飯に醤油をかけてから卵をかけましょうね）も良し、卵焼きも良し。しっかりとした味わいで、近所で買えるベストかと。

遠くまで買いに行くなら刈谷SAの直売所で買った初卵が旨かったなぁ…。

でも、卵は食べ過ぎ禁物です。ほどほどにしましょうね。

来週末は清泉寮で『食の博覧会』

ここ数年毎年開催されて、定番化してきた『食の博覧会』。これは、見所のある催しですので、皆様に行かれることをお勧めします。

この催しは【良い食品づくりの会】という食品製造のメーカーさんが集まっている団体が参加しています。しかしながら、ただの食品メーカーさんではありません。良い素材を使い、真っ当な製造方法で、まやかしのない食品造りを信念にしたメーカーさんばかりです。たとえば、味醂だって、物凄い種類が有ります。表前は【味醂風調味料】【本みりん】の二種類と勘違いされがちですが、本みりんにも大きな差があります。この集まりに行って、色々な方とお話しすると、知らぬ事が多いなぁ…と考えさせられる集まりです。是非、焼酎の違いも訊いてみて下さいね。

こんなシリアスな集まりではなく、そんなしっかりした食材メーカーが一同に集まり、美味しくみんなに知ってもらいたいと頑張っている催しです。

私のお薦めのアイテムは…

・土居のこんぶ　10倍出汁、佃煮の数々、とろろこんぶ、昆布飴などなど。ここの製品は比較的お安めの価格でありながら、非常に質が高く、美味しい昆布加工品を出しています。勿論、出汁昆布も極上です。我が家が一番にお世話になっている一店ですね。

・加島屋　ここは参加されるかどうかわかりません。全国の百貨店の地下にも出店されている有名店ですが、素材への拘りは凄い物が有ります。百貨店では瓶詰めばかりですが、もし出店されていれば切り身なども期待出来るかな？お安いビニルパックの物も見逃せません。

・酢屋亀味噌　ここのおにぎり味噌は病みつきになる味。焼きおにぎりには堪りません。お気軽な値段も魅力です。何もないときにホカホカご飯に乗せるだけでもご飯が進みます。

・杉田味噌醸造所　上越の麹味噌は旨味が多く、味噌汁にしても旨いし、ツケ味噌にもしても旨い一品。我が家は酢屋亀さんとココの味噌は欠かせません。

・味醂屋さん　多分、【福来純】の白扇酒造さんと九重味醂さん共に来られると思います。飲み比べも一興です。え？味醂は飲まないって？？いえいえ、味醂は世界に日本が誇るリキュールです。飲んで良し、味付けに良し、照りに良しの三拍子揃った素晴らしいお酒なんですよ。美味しい味醂の世界を試してみて下さい。

・一の蔵　造り酒屋です。日本酒はお好みも有るでしょうから、とりあえず保留。美味しい物が沢山来てますから。ここでは甘酒を一押し。我が家でもココの甘酒は大人気。上品な甘さ、上質な旨味、ほのかな芳香。一流の甘酒です。我が家では、冷凍保存して使っています。

・丸八製茶場　加賀ほうじ茶は他にない独特の味わい。虜になります。最近、この辺の旨さが解る様になってきました。是非、お試しを。

・長工醤油　チョーコーと言った方が解りよいかな。ここの超特選は旨い。小瓶も有りますから是非お試しを。むらさきも旨味が詰まっていて旨い。色々工夫をされていて、非常に廉価に提供してくれるので嬉しい醤油です。肩肘張らない普段使いに最適な醤油です。

・高野屋　からすみの有名店。ココのからすみは極上の逸品。お好きな方はどうぞ。私は、『お嫌いですか？』と訊かれれば『お好きです』と応えてしまう方です。

今年は50社以上の出店が有るらしいです。私は、ここ3年ぐらいは忙しくて行っていなくて、家族に行かせてまとめ買いしてもらっています。見所満載、食べ物に興味のある方は必見のイベントです。作り手の熱い想いに触れることの出来る機会だと思います。

※初出時、5/24・25と書きましたが、正確には開催は5/30・6/1です。申し訳ございません!!

車のエンジンオイルは交換する物ですよ～

オルケアから、ちょっと長坂インターよりに下った場所にある『いずみ自動車』さんは、本当に親切で、緊急事態の時はすぐにレッカー車かキャリアカーで駆けつけてくれる頼りがいのある自動車工場なのです。時々、遊びに整備に行くのですが、驚くのはオイルを交換していないが為に起こるトラブルの数々が凄く多いのであります。

『オイルの赤いランプが知らせてくれるんと違うの？』とか『入っていれば大丈夫なんでしょ』といった、大変に楽観的な自動車ユーザーさんのとても多いこと。必要以上の交換は不要ですが、普通に一年で10000～15000km走る自動車ユーザーさんは、春夏秋冬の季節の変わり目に年に四回交換が理想的でしょう。たとえば、冬は年末のスタッドレスタイヤ装着時に一緒に。春はお彼岸に。夏はお盆の前に、秋もお彼岸に。高いオイルを使う必要はありません。普通の物で十分です。（静粛性や、特別な車は別ですよ。あくまで一般的な車です）

今時の車は、オイルをしっかりメンテナンス＋ドライブシャフトのゴムブーツさえユーザーで見ていれば、ほぼ大きなトラブルはあり得ないと思います。ゴムベルト類も耐久性が良くなっており、かなり走行と経年が経っていないと切れることは殆ど無くなっています。おおよそ、三回目の車検あたりが、その辺の大交換時期でしょうか。

一部読者さんには『当たり前』ともいえる話で御免なさい。でもね、意外と交換せずに2万キロとか3万キロとか、もっと走っている車も結構多いのであります。もうどうしようも無くなって入庫してくる車の多いこと。これらって、直すのは至難の業。エンジン内の洗浄で落ちる物ではありません。完全にオーバーホールするか、載せ替えるか…このツケは大きいですよ。オイルだけは気をつけましょう。