美味しいコーヒーをご家庭で入れるには…
入れ方も大いにありますし、豆の鮮度も影響が大きい部分ですが、粉の細かさも非常に大きな影響があります。この細かさで、味の密度というか、香りの良さなどが激変します。欲を言えば、粒度が揃うかどうかでも、大いに影響があります。
サニーサイドカフェでは、イタリアのmazzer社製の粉挽き機を使っています。これは、マシンだけで十数万する代物で、採用には賛否両論ありました。ただ、豆を焙煎してもらっている『寺崎コーヒー』さんの、強力な助言があり、導入しました。導入して、味の違いに驚嘆したのを未だに思い出します。何が違うかと言えば、デロンギの粉挽き機では、微粉から荒い物までが結構幅広く混ざっているのです。一方で、mazzerの方で挽くと、実に一定。驚きの違いです。
ま、ここまでしなくとも、粉挽きは良い機械でやってもらうのが良いでしょう。手回しでは、ドイツの物が有名ですね。(最近は大量生産で、安っぽくなったと言われますが、やはり物は良いみたい)一番安心は、お店の機械で挽いてもらうのが良いと思います。『いつもの豆』であれば、細かさを調整してもらって、『いつもより少し細かく…』とか言って、調整してもらうとベストが出てくるのではないでしょうか。
さらに、落とすのが『気持ち遅いかな…』と言うぐらいの細かさに調整していくとベストです。凝縮された、風味の濃い味わいが楽しめると思います。
サニーサイドカフェ八ヶ岳では、円錐形のペーパーを使っています。これまでの一つ穴や三つ穴と違い、自分で抽出の早さをコントロールが出来、落とす過程もとても楽しい物となっています。お薦めです。
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