実は大泉村にあるスキー場なんですね。基本的にはスキーだけのスキー場で、この辺りのスキー場の中では比較的に平均年齢が高めで落ち着いた雰囲気が特徴です。
今シーズン初めて行ってきましたが、相変わらずコース整備が良く、滑る楽しみを味わえるバーンに仕上がっていました。強風は地形的な物でなかなか厳しいのですが、今日の強風は真北の赤岳からモロに吹き下ろし。山頂までのパノラマリフトは余り影響なく、初心者コースのリフトが止まりっぱなしでしたね。
ここのスキー場は、美しの森のさらに上にあって、八ヶ岳でも非常に美しい林間に位置します。そんな林間をのんびりと歩いて散策しようというのが『西洋かんじき』たるスノーシューなんです。サンメドウズのホームページに案内が出ていますが、参加費用は3500円で保険とリフト代、昼食代まで含まれています。スノーシューのレンタルは1500円だそうです。約6kmのコースだそうですけど、ほぼ下りのみでしょうから、体力的には普通じゃないでしょうか。2/12と3/11に開催だそうです。面白そうですね。
サンメドウズ付近の林にはカモシカが結構生息しています。山頂までのリフトに乗っているとよく見かけます。また、ダケカンバの巨木が多数有り、神々しい姿を堪能できます。白樺も綺麗ですが、ダケカンバの独特な雰囲気は何とも言えません。私は、大好きな樹の一つです。
スノーボードが入らないだけで、これだけも雰囲気が違うのかなぁ…と思うスキー場の一つです。(決してスノボを嫌っている訳ではありません。僕もやらなくはないですし。)山頂からの富士山を仰ぎながらの滑走は爽快です。色々スキー場が有りますが、これだけの風景を楽しめるスキー場は少ないです。山頂のベンチがもう少し景色の楽しめるところに有れば嬉しいんですが…
平日は特にのんびりした、良い雰囲気のスキー場です。ワイワイガヤガヤでもないし、寂れているわけでもないし、ストイックな所でもない、なんだか丁度良い感じのご近所スキー場です。シニアの方々も沢山いらっしゃいますし、昔は滑ってたんだけど…と二の足を踏んでいる方にはお奨めです。最近は道具の進化で、ひねりの動作が無くなっていますから、弱点の有る方でも再びトライがしやすくなっています。是非、試されては如何でしょうか?
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