最近、普及が著しい太陽光発電。オルケアも徹底研究中です。各社、それぞれの特色で販売活動をされています。効率で売っている三洋さんや、実績と価格で押してくるシャープさんなどなど。
今まで、太陽光発電はシリコン結晶(多結晶・単結晶ありますが)を使った物でした。世界的にシリコンが品不足な折り、価格が非常に厳しい上に、シリコン型の致命的な欠点が一部が陰になったときに、そこが非常に大きな抵抗となって、その回路自体の発電効率が大きく低下すると言う素材的な弱点が有りました。
今度、昭和シェルさんより新しく半導体で発電するシステムが出るそうです。変換効率は13%強とシリコンに若干劣りますが、発電する波長帯が幅広く、年間での発電量に大きな差はなさそうです。(実データが入手出来次第お知らせします)
この半導体の発電システムは一部が陰になっても、陰になった分しか発電量が下がらない…というのが最大の特徴かと思っています。また、資源を大切にしていく部分でも、最小限の材料で製作が可能な新しい発電パネルは画期的です。価格も、ほぼイーブンか若干下がるとのことで期待がふくらみます。さらに、色目が艶消し調の黒と言うことで、屋根材との違和感も少なくなるようです。
石油業界からの参入と言うことで、ちょっと変わった感じもしますが、ずいぶん長い間研究を重ねられてきているようで、オルケアも注目していこうと思っています。
まだまだ高額なシステムなので、元を取ろうという部分では、かなり厳しいかな…と思うところもありますが、今のところ国策もあり電力会社の好条件での買電も続きそうです。システム自体の大幅な値下がりも見込めない状況ですから、検討されている方は今のウチではないかと思います。パソコンのように、数年で大幅に値下がり…もしくは大幅な性能向上が有れば違うかと思いますが、この分野はそうでもなさそうです。北杜市の補助金も大きく出ますし、待ちの商品では無いのでは…と考えています。
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