これは面白い『消火フラワー』

揚げ物をしているときの火災って相変わらず多いようですね。確かに、何も準備がなければ、水を掛けるわけにも行かないし、何をして良いやら解らずに燃え広がった…という例も後を絶たないようです。最近では、カラオケボックスでの事件なども記憶に新しいですよね。

一番簡単なのは、水でジャブジャブにしたバスタオルのようなのをバサッと掛けることですが、いざとなったときに其処までは出来ないでしょう。しかも、上手く掛けられるかどうかも怪しいですよね。

以前は『ボンペット』と言う爆弾のような消火用具をお薦めしていたのですが、これはもうかなり燃えているときの道具で、揚げ物中などの発火には大げさすぎる嫌いがありました。赤いガラスの様な筒に入ったもので、投げつけると熱で爆発して、消火するという物です。キッチンの天井部に設置…というのも一般的でした。

今回、発見したのは消防関係の大手メーカー『モリタ』さんが開発したもので、『消火フラワー』…？？？。どんな物かと購入はこちらから。まぁ、カーネーションの造花みたいな感じですね。磁石がついているようで、冷蔵庫の扉あたりに付けておくことを想定しているのではないでしょうか。いざ、火がついているのを発見した場合は、この花を鍋にポンと投入するだけ。（本当は、静かに入れるのがベストらしい）なんだか、モコモコと泡のような物が出来て、消火をしてくれるようです。これは簡単ですね。しかも、お値段2500円ほどとお手頃。消火器のように、高圧ガスを使っていないので、安全ですし、何より花を火に入れるだけなので取り扱いが楽。

但し、天ぷら油火災以外には使えないです。万能選手では無いけど、これだけ簡便な商品なので、常備しておいても良いのではないでしょうか。

火災報知器のお問い合わせも良くあります。ただ、これも万能では無く、ただ音がして知らせてくれるだけの物です。一つが5000円ぐらいで売られていますが、デザインが不細工な物が多いですよね。オルケアではFire-Xというアメリカ製で、日本の認定を受けた商品を取り次ぎします。国産品に比べ薄くて凹凸が無く、取り付けても目立ちません。価格も国産品と殆ど変わらず、火災報知器先進国のアメリカならではの物だと思っています。何時でもご相談ください。電池式が主流で、天井にビス留めだけですがら、下地さえ大丈夫なら簡単に取り付けできます。