ワインを飲むときに楽しみとなる、ちょいネタを御紹介。難しいことは抜きですよ。
ワインを開けて匂いを嗅ぐとき。注いだままで嗅ぐ場合とグラスをくるくる回してから嗅ぐ場合。香りが同じワインと、ガラッと変わるワインがあります。これで、ステンレスタンクでの発酵をしたワインか、樽発酵ワインかが分かれます。香りが変わるワインは樽発酵物です。ステンは変わりません。
ワインをグラスの中でグルグル回した跡のワインが、グラスを這っているのをよく見てみましょう。油のようにダラダラとしているのは『あたり』と思って良いです。体調を崩したワインの多くは、このダラダラした感じが無くなっています。
今度は、ワインの表面を真横から覗いてみましょう。液面の所が表面張力でちょっとグラスの縁へ盛り上がっている所…ここをよ~く観てみてください。赤ワインの場合はハッキリと色の付いた部分と付いていない部分が分かれています。この透明な部分が多い場合は、雨の多い年。少ないときは日照が多かった年です。産地にもよります。日本のワインは概して、透明な部分が多いです。その中でも、年によって大きく差が出るのが面白いです。
タダ飲むだけでは終わらない。ワインの楽しみの、ほんの一端です。
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