色々な建材が上がっています。
基礎建材では合板が著しかったですが、ここに来て踊り場に入った感じがします。でも、一頃と比べ1.5倍ぐらいの価格で落ち着いてしまいました。困ったのは、外壁の構造面材に使用する大判が全く入らないこと。メーカーも生産を極めて限定しているようで困った物です。オルケアでは、針葉樹合板に変わる『ケナフ素材のケナボード』や『調湿に優れるモイス』などの新素材を使っています。
構造材がここに来てグイと上がりました。それでも、オルケアでは大手商社さんとの直取引等で、割安に入手が出来るようにしておりますが、それでも昨年からの上昇は避けられずにおります。15%位上昇したように思います。
北欧圏からの木材製品がここに来て高くなってきました。玄関ドア・三重ガラス木製サッシ・羽目板・フローリング・造作材など、北欧を産地とする赤松製品が軒並み高くなっています。この夏にももう一息上がるとの予告も出ている状況です。昨年に比べると30%位上昇しそうです。ユーロ高とシベリア鉄道の不調が重なり、割高な海上輸送となっている状況、さらには暖冬で松材の切り出し不調までもが重なった上に、成長著しい国々の購買力が高まり、日本の購買力が今ひとつ世界のマーケットの中では秀でた物が無くなり、競争力が低下している部分も有るようです。
TALOのログハウスも、昨年からは15%位部材が上がりました。他社に比べると、上げ幅は頑張ってくれている所ですが、ジワジワ上がっていくと思われます。一部では、30%以上の値上げ情報が他社では有ったようですね。
しばらくは、値上げ傾向が続きそうです。建築をご計画の方は、住宅ローンの事もあり、早めに実行をされた方が良いと思います。今年は後半まで値上げ傾向が強いようです。
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