昨年は、新事務所では全く暑いとも思わなかったのですが、今年はちょっと暑いですね。今日(8/15)は過去最高です。大泉でも最高気温を33度を記録。こんな気温は久々です。気温も高いけど、風がない。大泉は風さえ吹けば、森からの涼しい空気が気持ちよい風を持ってくるのに、今年は肝心なときに風が止まっちゃう。
超高断熱のオルケア事務所も、外よりは涼しいですが、クーラー無しではちょっと暑いと、今日は思いましたね。それでも、高断熱の恩恵は大きく、風通しさえ考慮しておけば快適に過ごせる事が解ります。夏場でも、重要な高断熱です。
私の自宅の方は、事務所より標高がもう100mほど上がります。そうすると、かなり状況は変わってきて、家の中でも、結構涼しい。2階でも、熱気がこもる事が少なく、昼寝も快適です。事務所より、4割ぐらいは断熱性能を高めている事も効いているんだと思います。
昔は高断熱住宅は夏暑い…と揶揄された物ですが、しっかり気密が取れ、24h換気が機能するように造られていれば、実に快適である事が解ってきました。高気密の基準をどこに置くかは、色々な意見がありますが、国交省が北海道での指標にしているC=2.0ではまだまだ、機能としては不十分と言わざるを得ません。何しろ、排気口から排気する室内空気の6割しか吸気口から入ってこないのです。残りの4割は様々な隙間から入ってくる訳です。それでは、設計通りの空気の流れが機能するのでしょうか。やはり8割以上が吸気口から、排気へキチンと流れる様にしなくてはならないと思います。
高気密では、よく臭いがこもるとか、料理の臭いが充満するとか言われていますが、これは不十分な高気密であるからです。オルケアでは、徹底した気密対策により、隙間からの空気導入を極限まで減らし、快適な住環境を実現しています。私も、実際に生活を始めましたが、非常に快適で、たこ焼きなどをしても、臭いが残るような事はありません。
この、暑さがピークのなかで、いまから冬が楽しみな今日この頃なのであります。
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