今までは、口で長い長いと言ってきましたが、ちょっと具体的なデータでご説明。大泉付近の類い希な気象環境が実証されます。
気象庁のアメダスデータでの日照時間地図です。大泉の付近だけ、濃いオレンジになっているのがお解りでしょうか。本州では、沿岸部の限られたエリアでしか得られない、長時間の日照時間が唯一内陸部で得られる場所なのであります。
実際の統計データを覗いてみると…大泉のアメダス(北杜市大泉支所南にあります)での1987~2007の平均値での年間日照時間は2081.2時間。中でも、12月~4月にかけては200時間前後/月を記録していて、冬季の晴が非常に多い事を示しています。
比較のために東京のデータを出してみましょう。こちらは1971~2000年の平均値ですが、1847時間です。最高でも180時間/月でして、かなりの差がある事が解ります。
日本再発見マップという非常に面白いサイトがあります。かなりヘビーなので、通信環境の良い方向けですが、各県庁所在地での気象データーを扱うページもあり、ここでも日照時間では甲府がトップになっています。非常に、美しい画像で日本の色々を観る事が出来、面白いサイトです。
Google Earth などで、信じられないほどの高精細な衛星画像や航空写真が手に入る様になりましたし、オマケとはいえ、フライトシミュレーター機能まで付いていますから、遊覧飛行気分だって味わえます。(GoogleEarth最新版を起動後、Ctrl+Alt+Aを押せば起動。操作方法はこちら)八ヶ岳付近での遊覧飛行は結構、山の見え方がリアルで、楽しいですよ。戦闘機より、プロペラ機でののんびり飛行がお薦め。願わくば、八ヶ岳エリアの写真が高精細化すると本当に嬉しいのですが、雲の多い日本は難しそうですね。
大泉が暮らしやすい、その訳をちょっと解剖してみました。
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