山での生活で一つあこがれのアイテムに良く出てくるのが軽トラック。まぁ、確かにタフで便利で使えるヤツですね。私も普段はボロボロの軽トラックを使っていますが、雪が降ればこれ以上安心して頼れる車は他にないです。
そんな軽トラですが、結構種類があります。大きさは各社ほぼ一緒。荷台のサイズもほぼ同じ。しかし、駆動方式は結構差があって、2WD車もあり4WDもあります。田舎では4WDは必須です。元々、限られた大きさの中に目一杯の寸法を押し込んでいるので、車体のバランスは良好とは言えず、バックでの坂登りは4WDでないと使い物になりません。(リアエンジンのサンバーでも同様)
4WDにも種類があって、スバルのオートマ車とホンダはフルタイム4WD。他の4WDは切り替え式です。今時の車は走行中に切り替えできるので心配は少ないです。切り替え4WDは、たいてい農業での使用を考えていて、超低速用ローギアがあります。牽引の時に便利です。
同じように見える軽トラですが、スバルだけは異色で、荷台後端下にエンジンがあるリアエンジンです。その為、静かであると一般的に言われています。また、スーパーチャージャーの設定もあり、唯一の過給器付き軽トラが設定されています。(かつてはスズキもホンダも有りましたが、かなり前で、中古でも見かけるのは稀です)軽トラは、実用と耐久性重視のため、出力は控えめですから、普通に走りたい方や、高速道路を走る方は過給器が欲しいでしょう。リアエンジン車は重量バランスが良く、安定性に優れると言われています。
新車は高いので、中古でどうだ…大泉で見かける中古の軽トラは40万円前後が多いです。大体5~7年落ち程度、走行は3~5万キロと言った感じです。このへんなら、余り不安もなく使える物が多いです。もう一段安く20万円程度のクラスになると、ある程度割り切って使うか、自分で手入れをするか何か必要になってくる物が多いですね。私がいつもお世話になっている『いずみ自動車』さんでも常時、この程度の車を持っているようにしているようです。今もスズキの軽トラが置いてあり、40万円ぐらいだそうです。見た感じの程度はなかなか良いみたいです。
私がいつも使っている軽トラはスタッドレスタイヤを履いて、チェーンを常時携行しています。チェーンは簡便な鎖のチェーン。スタッドレスに合わせて長さを合わせておくと便利。調子の良いときは2分程度で装着できます。車重が軽いので、牽引時などはチェーンが必須ですし、私の場合、業務で新雪への進入も多いので必携です。凍結しているときも、チェーンを履いていたほうが気が楽ですし、安全ですから。
山での生活には便利な軽トラです。燃費も普通の軽トラなら10~12km/lぐらいは走ってくれます。温泉スタンドで温泉を買ってきて自宅で楽しむ方には欠かせない車ですね。田舎暮らしの楽しみを増やしてくれる車の一つです。
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