オルケアでは、通常プレカットと言われる工場での製材の構造材を使っています。かつ、通常の在来工法では無く、金物工法と言われる構造材の中に金物を工場で仕込んだ物を使っています。
在来工法と違い、色々な補強金物が露出せず、構造材の中に仕込まれていますので、非常にすっきりした見た目となります。強度的にも精度的にも非常に高く、非常にお薦めの工法です。今まで難しかった、大空間の柱無しとか、大開口もフレームで強度を持たせることが出来る工法のため、自由度が高く、設計の幅も広がります。
この構造材の工場へ見学に行ってきたのですが、驚きがもう一つ。長さに切ったときの切れっ端を綺麗に集めているので、何にするのかと思ったら、あらゆる切れっ端は集成材工場に集められ、間柱や小割り材と言われる小径材に変身するんですね。事業的には、思い切り負担になる事だと思うのですが、環境へ対する企業姿勢なのですね。驚きました。従って、この工場からは殆ど木くずが出ない様になっています。
時には、こういった工場見学も重要です。他社へ出荷される材を見て、仕上がりに問題無いか、色々なチェックが出来ます。また、工場の雰囲気やスタッフの表情なども重要です。今回、見学させていただいて、本当に良い工場にお願いしている物だと思いました。塵一つ落ちていない場内。整然とした工具類。整備された機械。スタッフの方々の丁寧なご挨拶など、欠点を見つけるのが大変なくらいです。オルケアで施工されるお客様は何時でも見学も出来るようにお願いしています。自分の家の構造材がどのようなところで造られているのか、見ておくのも良いでしょう。
日々、オルケアでも色々と情報収集や見学を欠かさず、フレッシュな会社でいたいと思います。
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