八ヶ岳ネタではありません。明石ネタであります。
明石の魚の棚、東側の入口から入って、100mちょっとでしょうか、四つ辻の角に『藤永鮮魚店』さんがあります。私はいつもここでお買い物が多いです。なぜなら、蛸が美味い。ゆで加減も絶妙。で、安いのであります。今回は、ピンピンの活カンパチもあって、両方を買って帰りました。美味すぎです。
その隣に小さく甘辛煮専門のお店があります。ここもなかなか美味い。
その隣には絶品の焼き穴子屋があったんですが、なんと昨年10月で廃業…大ショック。
さて、その四つ辻を海側に出た一軒目にコッソリと『あさひ』というお好み焼き屋があります。もう、入るのも躊躇する店構えです。でも其処は昭和の時間がそのまま止まった空間。豚焼きが300円。そば焼350円(神戸では焼きそばをそば焼きと言います)。
自分で焼くスタイルで、しかも小さいテーブル。油も跳ねますから、綺麗なお召し物は厳禁。小さいコテでハフハフしながら食べる醍醐味。もう、昔の駄菓子屋気分です。
でも、ここのお好み焼き、美味いんですよ。小さいので、私はいつも豚焼きとそば焼きを頼みますが、懐かしい味。でも、余計な物の入っていないストレートな味わい。昭和の関西文化が未だ残っていたんだ…と思う一瞬です。運転が無ければ、イカ焼きで一杯…なんてね。
もう、いい歳のお婆ちゃんとお爺ちゃんが、のんびり地元の人と話ながらやっているお店です。もう10年もやれる年じゃないから、もう何回いけるのか心配だけど、大好きな味です。明石には三宮・一貫楼の出店もあり、美味い肉まんも買えるし、関西の紀伊国屋のような『パントリー』も駅ビルへ出店。ますます神戸市内への用事が無くなってきました…。
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