行ってきたわけでは無いのですが、ちょっと気になったというか、良さそうだったので…。
TV東京の『いい旅 夢気分』という長寿番組がありますが、この初夏のスペシャルで紹介されていた恵那地方の部分。恵那から、超ローカル私鉄が有ることすら知らなかったのですが、この地方は完璧にエアポケットとなっていて、私の視野に全く無かった地方です。中津川や恵那あたりは通り道でもあり、よく知っているのですが、今回行っていた『岩村』という所は知りませんでした。
中山道の、観光バスがどやどやと来る旅籠街とは違い、落ち着いた風情の中、町並みが残されているようです。昔は、豊かな街だったんでしょうね。この、『岩村』にカステラの原型のようなお菓子が今でも残っているようです。江戸時代からその焼き方を踏襲している『松浦軒本店』はそのクラシカルなカステラが有名らしい。(これも知らなかった)なかなか美味しそうです。町内には、のれん分け?のもう一店があって『松浦軒本舗』というお店もあり、こちらも同じようなカステラを焼いているようです。(明治時代に分かれた様です)これだけでも、ちょっと行ってみたくなります。
他にも、風情の残る日本酒の醸造元や蕎麦の店なども有るようで、ふらりと日帰りで行ってみたくなりました。明智鉄道にも乗ってみたい様な…。
岐阜県側の探索というのは、私自身十分では無いのです。日帰りには、慌ただしい距離だし、泊まると言っても海鮮マニアの私には、山の幸で…というのは泊まる理由になりにくい事情もあります。そんな中、今回は『長多喜』という宿が紹介されていました。地元では、定番の有名どころらしいですが、なかなか徹底していて、1万坪の敷地に江戸時代からの古民家を配置した旅館らしいです。なかなか、こういった旅館は少なく、希少ではないでしょうか。
ここからだと、下呂温泉に近い『志むら』さんもあって、グルメは溜まりませんです。一泊二日で、岩村を探索し、長多喜さんに泊まり、翌日は志むらさんで美味しい物を頂いて帰る…至福の旅行になりそうです。
いやはや、早いところ時間を作って行ってみようと思います。(泊まりは無理ですが)
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