オルケア日記

冷え込みがハッキリしてきました八ヶ岳

秋ですね。すっかり冷え込むようになってきた八ヶ岳です。

朝方は5℃台まで下がることもあります。しっかりとお召し物をお持ちにならないと、寒くて風邪を引きますよ。日中も、太陽が出ないと肌寒い日となるようになりました。9月最後の週末も、曇ってしまい、日中でも15℃前後とかなり肌寒い御天気でした。数日早い衣替えではないですが、私も夏以来初めて長袖出勤。長袖一枚でも肌寒く感じる朝でした。ジャンパーが必携になってきた様です。

八ヶ岳暮らしでは何と言っても便利なのは、裏地にフリースの付いたジャンパーです。軽いですし、分厚くないのですが、保温性抜群。L.L.Beanなどではウォームアップジャケット等と言う名前で定番で売られています。

別に高額な物じゃなくても大丈夫。私は、南アルプスにあるトライアルという激安ディスカウントストアで買った980円のジャンパーを愛用中。良く探すと、時々こういった掘り出し物に巡り会えます。比較的安く入手できるのは、小淵沢のアウトレットのフェニックスじゃないでしょうか。冬になれば、良いジャンパー類が手頃な値段で並びます。私も、部屋着に愛用中のジャージなどはここで買います。

真冬になって、いよいよ本格的に防寒着が必要になると、それなりの物が必要になりますが、裏地フリースのジャンパーの場合だと、中にセーターを着るだけでも結構な防寒になります。お散歩や、ちょっとした外での作業には十分行けます。

手袋や、いろいろな物は、スポーツショップのアウトレットを上手に使えば、安く機能的で格好の良い物が手に入ります。近くでは、小淵沢のアウトレットにあるフェニックス、甲府へ出ると石和へ向かう途中にある【カムイスポーツ】、南アルプス市小笠原署近くのトライアルなどが要注意スポットです。凄く安く手に入れる事が出来ると思います。

志賀高原にスキーに行った時は、【ホテル グランフェニックス】に寄ってみてください。奥志賀ですが、フェニックスのアウトレットが本当に安いです。私も、子供のウェアをいつもここで買います。（6000円位で手に入る）フェニックスのウェアは造りも良く、機能的ですので、間違いは少ないと思います。

そろそろ、冬の準備です。

言ってみるモンですね

一昨日は珍しく東京出張。私は、よほど時間的にタイトでない限り、高速バスを使います。理由は安い、快適、サッと乗れる。ついでに時間もさほど変わりません。一昨日も、朝の７：２８に長坂のキララシティー裏から乗って、9:30には新宿を歩いていました。

帰り、予想通りかなり遅くなってしまったんですが、何とか1便早いのに乗れそう…でも電光掲示板は2号車まで満席…。ダメ元でカウンターに行って予約してた便より1便早いのに乗れますか？？と聞いたらスンナリOK。狐に包まれた状態ですぐに乗れました。言ってみるモンです。

東京には予定外に早く着いたので、ここ最近心の癒しになっている金魚を求めに行ってきました。さすがは本場ですね。美しいのがよりどりみどり。しかも、養魚場へ買いに行ったので安い!!思わず、大変珍しい品種を三匹も買ってしまいました。一つは、その養魚場が作出した珍種でスラリとした体型の出目金。柳出目金と言います。しかも黒が居たんです。この品種、普通は赤なんですね。インターネットでもごく希にしか見ない品種です。これが300円…。体型も良く、素晴らしいのを入手できました。ちょっと、良い寄り道が出来ました。

高速バスは、広くは無いですが、諏訪バス（アルピコ・松本電鉄）の車両はシート間が広く、比較的くつろげます。帰りは、山梨交通の便だったのですが、車両の都合でしょう、私が乗った2号車は松本電鉄車両。ラッキーでした。

山梨交通も、順次新型を入れ始めているようで、運が良ければ広いのが来るかも知れません。まだ、割合は少なめのようです。ダイヤをみて、SWから始まるのが諏訪バスです。

八ヶ岳まで直行で帰るには、かなり遅くまでダイヤが有りますし、便利な高速バスです。最近は、かなり人気ですので、早めの予約が必須ですが、時には今回のように、スッと乗れることも有るようですから、言ってみては損は無いかも知れません。

国産杉材のデッキ材

昨年あたりより、北米からぱったりとWRC材の入港が減ってきました。余りの激減ぶりで、値段は高騰、質は低下、希望のサイズは揃わない…とちょっと弱った事態になっております。

オルケアでは以前より、南洋材のセランガンバツ等の選択が出来る態勢と、ルート確保をしてきましたが、森林保護の観点からは、南洋材に100%頼ることを避けてきました。

そんな中で、いろいろと比較し探し求めてきたデッキ材として、条件が揃ったのが国産杉の赤身材です。産地は内緒ですが、切り出される丸太の大半が上質な赤身で揃い、極めて耐久性に優れた材料なのです。通常、杉材は白身で比較されるため、耐久性に難有りと見られますが、赤身のみの場合は全く条件が違います。檜だって、白身じゃすぐに腐ります。杉も檜も赤身を使ってこその真価なのです。

今までは、WRCより割高だったために、使用する機会に恵まれませんでしたが、これからは杉の赤身材を中心にデッキ材をご案内していく様になりそうです。

暖かい家は、スペックではなく、精度で決まるんです。

建物の本当の断熱性能（住んで、最小限のエネルギーで暖かく過ごせる）は、断熱材の厚みより施工精度（気密）で決まるんです。

どんなに断熱材を入れた家でも、気密が悪ければ、足下から冷え、心地の悪い家になります。ここをしっかり押さえないといけません。オルケアの事務所は全吹抜といって良い構造です。しかも足下はコンクリートの土間にコルクフローリング敷き。本来ならば、かなり冷え込みそうな造りなのですが、真冬でもオルケアの事務所では上と下で温度差はありません。暖かい空気がみんな上がっちゃうんじゃないの？と思われがちですが、それは冷たい空気の流入があり、対流が起きるから起こること。気密がしっかり確保されている建物では、上と下の温度差は殆ど無いのが真実なのです。

理論で言われてもねぇ～。という方は、オルケアの事務所へお越しください。真冬が良いでしょう。実感していただけます。オルケアの建築した建物では、みな同じような形になっております。秀でた気密性能によって、提供できる快適空間。桁外れの気密性能が出せる施工精度が実現する性能なのです。こればかりは、スペックで決まる断熱の性能とは違う、本当の性能なのです。

ここまでの高気密を実現した建物は、24時間換気が適切に機能します。建物の気密性能は、1㎡あたりの隙間相当面積（平方センチ）をC値として表現します。山梨県での次世代省エネ基準ではＣ＝５以下となっています。北海道ではC=２以下です。C=2でやっとこさ、60%程度が設計通りに流れる様になります。しかし、それでも40%は隙間風なんですよ。C=1で８０％以上が機能し始めます。C=1以下、これが理想的な線になってきます。

オルケアでお世話になっている断熱施工技術者（北海道独自資格）であり、気密測定のプロは、オルケアの建物は気密が凄く良いのが、すぐ解ると言ってくれています。玄関ドアを開ける瞬間に気密が極めて良い家は解るそうです。嬉しいですね。

そのお陰で、足下から暖かい、快適な建物がご提供できるのです。スペックや、使用部材にだまされてはいけません。これらは前提であり、性能を出すには、施工精度（気密）が必要なのです。その違いを、オルケアでは実感していただけると思います。

車好きには堪りません!!

10/4と５の週末に、清里の萌木の村を会場に、イギリスの古典スポーツカーである【モーガン】の集まりがあります。入場無料で、大量のモーガンを間近に見ることが出来る様です。

現代風のスポーツカーではなく、ルパン三世が乗っている様な形をした（実際はルパンの車はベンツだけど）、古典的な車です。最近の車に無い、流麗なデザイン、電気仕掛けじゃない機械的なメカ。今時の車には無くなった良さが凝縮された車作りをしている、シーラカンス的なスポーツカーです。

モーガンという車を知りたい方はこちらをどうぞ。定年退職されたご夫婦が颯爽と乗るのに素敵な車ですね。秋空の下、ピクニックついでに覗いてみてはいかがでしょうか。

今年の紅葉は遅め？？

信濃毎日新聞NET版『紅葉予報』をみて驚きました。今年はちょっと遅めでしょうかね。中央アルプスの千畳敷ですら、まだまだのようで、ナナカマドやダケカンバの一部が色づき始めた所のようです。

『中央アルプス観光』のホームページからは、千畳敷の状況が見れます。八ヶ岳は雨が降っていても千畳敷は快晴…なんてのも結構多くて驚きます。一人往復3800円は高いように感じますが、普段着＋厚手のジャンパー1枚で気軽に天空の世界にあがれるのは凄い事です。まさに別天地ですし、眼前に迫る宝剣岳は迫力満点ですし、異次元の世界です。もし、行ったこと無い方がいらっしゃったら、是非一度行かれることをお奨めします。残念ながら、千畳敷のホテルはスキー場のご飯の様な物しか無いので、美味しいパンか何かを持って行くことをお奨めします。絶景のピクニックになりますよ。何分、標高が2611m。八ヶ岳の赤岳（2899m）と余り変わりません。冷え込みますから、厚めのジャンパーが必須です。

この調子でいくと、八ヶ岳の紅葉は野辺山付近で10/10頃、大泉付近は10/20以降になりそうですね。寒暖差が激しくなって、しっかり色づくと良いですね。

八ヶ岳周辺での紅葉の見所を簡単に…

八ヶ岳高原ロッジ・ヒュッテ・音楽堂　10/10～10/20頃　

八ヶ岳南麓・大泉付近　10/20～10/末頃

瑞垣山・金山平・リーゼンヒュッテ付近　10/末頃

増富温泉・増富渓谷　11/15頃

夜叉神峠付近　11/初旬頃

ハイキングにも最適な時期ですね。今後も、紅葉情報を随時お知らせしていきます。

キープ協会のアウトドアクッキング教室

今度の週末、9/27と9/28の二日間、キープ協会のフォレスターズスクールで、アウトドアクッキングスクールが開催。両日とも日帰りプログラムですから、気軽に参加できますね。

小学校一年生からの参加OKで、小学生3000円、中学生以上4000円だそうです。初秋の森の中でのアウトドアクッキング。なかなか、プロの手ほどきを受けるチャンスは少なくないですか？ましてや、キープ協会のプログラムですから、期待が出来ますね。思いの外、小さいお子さんから参加可能で驚きました。

この『キープ フォレスターズ スクール』は他にもトレッキング等の魅力あるプログラムがあります。11/1には秋のトレッキング、大人編が有るようですよ（16才以上）。11/2は家族編で小学四年生から参加可能。冬はスノーシュー体験やムーンライトハイキングなども有るようです。お一人でも参加出来るプログラムですから、気軽にお問い合わせしてみては如何ですか？

私も、平日水曜日開催なら参加したいのですが…プライベートレッスンになってしまいますね(^^;)。

オランダ発の意匠性に優れたスクリーン類

光を操るデザインの妙です。オランダのスクリーンメーカー『ハンターダグラス』の製品を扱い始めました。元々は、超幅広の断熱スクリーンを探していて、見つけたのですが、ここの製品は素晴らしい意匠性を持っています。

ホームページには魅力的な製品が並んでいますが、中でも『シルエット・シェード』は素晴らしい。美しいレースと、上手にデザインされたウイングが、見事に目隠しとしても機能する逸品。しかも、調整自在なのが凄い。窓の外から見ても、中から見ても実に美しいスクリーンです。収納した時のケースも、コンパクトでデザイン性良し。これで、ケースの色展開がもっと広がればなお良しですが…

ハンターダグラスの断熱スクリーンは、普段私たちがお奨めしている物とは、少々違う凝った断面をした物があります。中のハニカムが二重になっており、何とも云えない風合いを醸し出します。何と申しましょうか、柔らかい濃淡が印象的です。残念ながら、断熱レールの用意は有りませんので、国産の方に性能上はアドバンテージがありますが、国産で制作不可能な大きな幅を1本で制作可能です。これはありがたい。

生地自体が、国産などにない淡い色合いが多く、優しい表情を演出します。ショールームは、五反田の東京デザインセンター内にあります。ご覧になる価値は有ると思います。ご提供価格も国産の断熱スクリーンと余り変わらぬ価格で可能となっております。

いよいよ秋のイベントの季節です

早い物で、秋のイベントが始まります。大きな物を二つ、今日はご紹介。

カウンティーフェアー/大泉高原サラダ祭り　10/18・19の土曜日 日曜日

清里の清泉寮を会場に行われる大規模イベントです。秋の収穫祭でして、地元の農産品が山ほど手に入るイベントです。八ヶ岳に散在するいろいろなお店も集結しますので、新しいお店の発掘にも最高なイベントです。あの大きな清泉寮の草地が、いろいろなお店で埋め尽くされる一日となります。結構、寒い時が多いので、しっかり着込んでいきましょう。

八ヶ岳南麓まきば冬花火　11/15

高原道路沿いのまきば公園を会場に打ち上げられる冬花火。1400mから打ち上げ、開花は2000mという、日本最高地点での花火大会であるだけでなく、本年の各花火大会での受賞者による多彩な花火が見れることでも有名になりつつあります。会場は１７時頃には一杯になって入れないことが多いです。また、高原道路は一時的にクローズ＆一方通行となりますので気をつけましょう。例年ですと、清里から天女山方面への一方通行になります。高い所での打ち上げですから、結構色々な所から見えますよ。探してみてくださいね。なお、例年この花火は氷点下での打ち上げ。ガッチリ防寒して行きましょう。

仕事に追われ、月日の過ぎ去るのが余りに早くて、追いつけない今日この頃。なんとか、この秋のイベントぐらいは行ってみたい…と思いつつも、週末なので無理ですね。皆さん、和達しの代わりに楽しんできてください。

補助輪無しで最初から乗れる自転車

これは、やられた!!と思いました。超低速でも安定して走っている自転車の姿は、だれしも驚くと思います。

YouTube: The GyroBike - Walking a Bikeこの辺の画像をみると、かなり衝撃的です。なんだか、トリックでも使っている映像では？？なんて思ってしまいます。

YouTube: 4 year old learning to ride with Gyrobike

自転車初挑戦の4才の男の子でも、こけずに走っていますねぇ。そのうち、補助輪ではなく、この車輪を付けて練習する時代が来るのでしょうか…。

おもしろい物を考える人がいるものです。原理とすると、前輪のスポーク内に弾み車が入っているんですね。これが回転することで、倒れないような応力が発生するようです。英語ですがホームページもあります。まだ、販売にまでは至っていない様ですね。