昨年あたりより、北米からぱったりとWRC材の入港が減ってきました。余りの激減ぶりで、値段は高騰、質は低下、希望のサイズは揃わない…とちょっと弱った事態になっております。
オルケアでは以前より、南洋材のセランガンバツ等の選択が出来る態勢と、ルート確保をしてきましたが、森林保護の観点からは、南洋材に100%頼ることを避けてきました。
そんな中で、いろいろと比較し探し求めてきたデッキ材として、条件が揃ったのが国産杉の赤身材です。産地は内緒ですが、切り出される丸太の大半が上質な赤身で揃い、極めて耐久性に優れた材料なのです。通常、杉材は白身で比較されるため、耐久性に難有りと見られますが、赤身のみの場合は全く条件が違います。檜だって、白身じゃすぐに腐ります。杉も檜も赤身を使ってこその真価なのです。
今までは、WRCより割高だったために、使用する機会に恵まれませんでしたが、これからは杉の赤身材を中心にデッキ材をご案内していく様になりそうです。
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