建物の本当の断熱性能(住んで、最小限のエネルギーで暖かく過ごせる)は、断熱材の厚みより施工精度(気密)で決まるんです。
どんなに断熱材を入れた家でも、気密が悪ければ、足下から冷え、心地の悪い家になります。ここをしっかり押さえないといけません。オルケアの事務所は全吹抜といって良い構造です。しかも足下はコンクリートの土間にコルクフローリング敷き。本来ならば、かなり冷え込みそうな造りなのですが、真冬でもオルケアの事務所では上と下で温度差はありません。暖かい空気がみんな上がっちゃうんじゃないの?と思われがちですが、それは冷たい空気の流入があり、対流が起きるから起こること。気密がしっかり確保されている建物では、上と下の温度差は殆ど無いのが真実なのです。
理論で言われてもねぇ~。という方は、オルケアの事務所へお越しください。真冬が良いでしょう。実感していただけます。オルケアの建築した建物では、みな同じような形になっております。秀でた気密性能によって、提供できる快適空間。桁外れの気密性能が出せる施工精度が実現する性能なのです。こればかりは、スペックで決まる断熱の性能とは違う、本当の性能なのです。
ここまでの高気密を実現した建物は、24時間換気が適切に機能します。建物の気密性能は、1㎡あたりの隙間相当面積(平方センチ)をC値として表現します。山梨県での次世代省エネ基準ではC=5以下となっています。北海道ではC=2以下です。C=2でやっとこさ、60%程度が設計通りに流れる様になります。しかし、それでも40%は隙間風なんですよ。C=1で80%以上が機能し始めます。C=1以下、これが理想的な線になってきます。
オルケアでお世話になっている断熱施工技術者(北海道独自資格)であり、気密測定のプロは、オルケアの建物は気密が凄く良いのが、すぐ解ると言ってくれています。玄関ドアを開ける瞬間に気密が極めて良い家は解るそうです。嬉しいですね。
そのお陰で、足下から暖かい、快適な建物がご提供できるのです。スペックや、使用部材にだまされてはいけません。これらは前提であり、性能を出すには、施工精度(気密)が必要なのです。その違いを、オルケアでは実感していただけると思います。
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