八ヶ岳は秋深まり、紅葉も大分標高を下げてきています。この季節の例年に比べれば気温が高めですが、それでもだんだん冷え込みが出てきました。多くのお宅では暖房を使い始めた…との声が多くなっています。
オルケアの事務所はまだまだ大丈夫。おおよそ12月に入る頃までは、全くの無暖房で快適なはずです。現在も室温23℃。お越しになった方は解りますでしょうけど、オフィススペースは全吹抜の高い天井です。それでも、足下が冷えることは厳冬期でもありません。
Q=1.015と言う驚異のQ値をたたき出している永住のお宅でも、未だに電気代が一ヶ月8000円程。(他にガスも灯油も有りませんし、太陽光発電の様な物も使っていません)室温は21℃を常時保っています。現在は1000wの小型蓄熱暖房機が補助的に動いています。これが、なかなか具合が良い感じです。
断熱性を上げるだけでは駄目です。気密性を上げ、隙間風をシャットアウトすることで、初めて実現する快適空間です。中途半端な気密では、隙間風だけで暖気を全て放出してしまいますし、何しろ足下が冷えるようになります。さらには24h換気が機能しなくなりますから、カビが生えたり結露したりと良いことは何一つありません。断熱する以上は高気密は避けることの出来ない事なんです。建築の専門家でも、この理論を理解している人の少なさには驚きます。間違った感覚的な考えが建築業界でもまかり通っているのが日本の実情です。
オルケアの事務所で足下が冷えない事は、秀でた気密性が実現しているから出来ることなんです。勿論、先ほどの永住住宅でも、足下が冷える、床が冷たい…なんて皆無で、真冬でも素足で生活しています。床下暖房で、真冬の方が素足で心地よいのです。コルクフロアの足触りも良く、止められなくなります。
大空間・大開口を実現しておりながら、この様な夢のような住空間を両立したオルケアの建築は何時でもご覧いただけます。水曜日だけお休みを戴いていますが、土日祝日も何時でもご覧いただけます。寒い時期に実感していただく事が一番です。是非、お越しください。お待ちしております。
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