取りあえず、大泉の場合はセブンイレブンが便利です。定番でズッとおいてある物より、棚の上段にあるスポット商品の方が面白い物が多いです。回転も良く、外れが少ないと思いますし、何しろグレードに比してお安い。
いつでも開いていますし、急に飲みたくなったときに、手元に無ければ気張った物を買っても、意味がありません。ワインは、デリケートな生き物。車で移動したあとは、静かに寝かせて休ませる…必須です。でも、そうも言っていられないときは、セブンイレブンで、お安く、程々に美味しい物で済ませましょう。
適当なワインでも美味しく飲むコツ。(高級ワインも扱いは同じです)
・飲む前数日は静かな場所で休ませる。出来れば飲む前数日は立てておいた方が良い。(寝かせるのは長期保存時の鉄則です)人通りのあるような場所は論外。出来るだけ静かな場所。床の間とか書斎とか。
・冷蔵庫へ入れっぱなしはしない。白ワインを冷やすときは、飲む前30分前に、外の静かな場所に出しておけば、この時期は飲み頃になります。シャンパンも同様。冷蔵庫は、開け閉めの振動もありますし、急激な冷却はいけません。
・お取り扱いは赤ちゃんのように…。衝撃・振り回し・その他厳禁です。
・適温で飲みましょう。赤は常温…という間違った常識に騙されてはいけません。赤も適温があります。特に暖房が効いた部屋では温度が高すぎますから、飲む前に外へ15分程度出しちゃいます。18度ぐらいにしてやりましょう。白は小一時間外へ。13度ぐらいがいいでしょうか。これもタイプで若干異なります。
・グラスも大事。バカラのグラスで装飾の無いプレーンなシリーズは物凄く良く出来ています。口当たりから、薫りの入り具合まで。絶妙です。ただのブランド物では無い完成度です。ラッパ飲みだけは止めましょうね…。(私が、高速バスで時々やっているとの噂がありますが、あれば別人じゃないかと…)
・出来れば澱引きを。安いワインだって、しっかり休ませれば少なからず澱がでているときが多いです。デキャンティングは慣れです。特殊技術でも何でもありません。何とかの雫のような変な技も不要です。少なからず道具の影響で大きく味が変わるのも事実ですが、そんな細かいことより、澱引きをしてやることで、いきいきとした味わいを楽しんだ方がいいと思います。
…とまぁ、書き連ねましたが、ちょっとしたことで味が変わるのがワイン。大切に扱ってあげて下さい。そして、気楽に楽しく味わってあげて下さいね。
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