カーナビゲーションも二極化が進んでいます。多機能化し、AVステーションとしての基幹をなすカーナビゲーションと、一方でナビゲーションの基本だけに絞り込み、持ち運びも出来るナビとしてのPND。対極をなす、二手のナビですが、その中でもPNDと言われる、ポータブルの方の小型化が非常に著しいです。
この4月に新発売になったSONYの【nav-u】は殆ど携帯電話に近づいています。それでいながらも、ナビとしての基本は押さえてあり、自転車のナビゲーションとしても活躍しそうです。価格も3万円強とお手頃です。
PNDは自動車へ完全に接続するわけでは有りませんので、通常のカーナビに比べ、測位性能は劣ります。あくまで衛星からの位置情報のみでの駆動になりますから、高架下やトンネルなどでは限界があります。通常のナビゲーションは、車の速度などをセンサーで感知して、測位に反映してきます。其処が一番大きな違いになりそうです。
携帯の【助手席ナビ】も便利ですが、残念ながら色々な操作に対しての反応が遅いのが玉に瑕ですよね。メニューを出すにしても、何らかの待ち時間が発生し、イライラする事が多いので使いにくいですね。また、ソケットから電源を取っておかないと、携帯の電池が2時間~3時間でおしまいになるのも要注意です。
私は、なんと言っても【ナビウォーク】が便利。都バスなども網羅していて、都内の効率的移動には威力を発揮します。羽田空港から、新宿高速バスターミナルまでの移動などでも、最短時間での案内をしてくれます。(普通は浜松町経由ですが、ナビウォークはダイヤの組合せ次第で、全然違う案内をしてくれます)これは、携帯機能としては大ヒットだと思っています。地下鉄の路線図などもいらなくなりました。
この様に、ナビゲーションデバイスが小型化してくると、便利になりますね。知らぬ所へも、効率よく廻ることが出来ます。
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