昔、スイスでみた切り絵の細かさとセンスの良さには感動した記憶があるのですが、今回は遙かに上回るインパクトが全身を走りました。もう、切り絵の範疇を超えています。
初めてみたのは、NHKの関口智弘さんが、世界で日本人が第一線で活躍している姿を追う、ドキュメンタリーをしているのですが、その初回だかに出ていらっしゃったのが、『蒼山日菜』さんでした。
もう、驚きました。切り絵の世界を抜け出していると思うのです。繊細さが凄い。メルヘンチックな構図も多いのですが、ゾクッとするオリエンタルな雰囲気もあって、ビックリしました。切り絵でここまで表現できるのですね…。
余りに細い線なので、ガラスに挟んで、少しフロートさせて明かりを当てると、さらに幻想的な表情を見せます。
美術に疎い私でも、久々に感動しました。驚異の切り絵。是非、スライドショーで見てみて下さい。手頃な値段で手に入れば、小さい物で良いので、手元に欲しい…と思う作品に出会いました。
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