他メーカーを含め、今まではキッチンなどは複数のシリーズがあり、グレード分けされていました。その為、スタンダート商品は、決まり切った物しか出来ず、ひもじい思いをした物でした。かといって、上級グレードになれば、定価も上がれば、値引きも無くて、二次曲線的に価格は上がった物でした。
TOTOは今回の商品入れ替えで、総てのグレードを廃し、モノグレードとして『クラッソ』を発売しました。同じ2550mm幅のI型キッチンでも、選ぶ物で価格が大きく開く価格構成になっています。これは、業界でも初めての試みとして、非常に注目度の高い物となっています。
従って、一番シンプルな物でも、ワガママがきくのが嬉しい内容となっています。特注サイズや、特注形状も出来る様になっており、何でも出来るのが最大の特徴です。
グレードだけでなく、今回はエポックな新機能として、左右専用形状の人工大理石シンクとほうき水栓という物を打ち出しています。これは、凄い機能です。オルケアの事務所にも、特別に水栓だけを実演展示していますが使いやすく、大物の鍋などを洗うときにも邪魔にならない形状で、素晴らしい水栓となっています。さらに、左右専用形状シンクだと、洗っている間にカスが排水口に流れていく様になっていて、後から流す必要がありません。お茶殻などを流すのも、ほぼ自動的。これは、男の私でもカンドー物でした。
いまや数少ない人工大理石を自社生産するメーカーだけに、思い切ったことをしてきました。他社のスタンダートモデルより、少し高いのが残念ですが、十分に上回る内容を乗せてきたかな…と思います。この3日間でご案内してきましたTOTOの商品は、相当に安くご案内可能です。お気軽にご相談ください。(入れ替えリフォームも承ります)
今回は造作物では無く、ここ最近無かったメーカー物の新商品をご紹介してみました。オルケアは、高い技術力と幅広い商品知識で、精度高く、デザイン性の高い造作キッチンも作っています。実物が、事務所東側に出来ています。是非、こちらもご覧下さい。
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