エコカー全盛の昨今、先日のTOPGEARで面白い実験をしていました。サーキットで、全開で走るプリウスをBMW M3で追いかけて、実際の燃費を計測するという物。
全開で走るプリウスですから、かなり無理の有る実験ですが、1500cc+電気モーター 対 4000ccのV8チューニングエンジンです。プリウスが6km/lだったのに対し、BMW M3は6.9km/l。極端な例ですが、運転の方法で燃費は変わる物だと。
実際、我が家の車でも、家内が運転するとこの辺りをウロウロしていて、10km/l前後(2500cc スバルのアウトバックです)。私が運転すると11~12km/lは出ます。家内の運転を見ていると、加速・減速が、かなり急なのです。そして、オートマのロックアップがかかるタイミングを作らないのです。私は、加速はゆっくり目ですが、ある程度スピードに乗せたら出来るだけ一定のスピードで走るように心がけています。そうすれば、トロトロ運転で後ろに迷惑をかけずに、燃費のよい運転が出来ます。(ただ、トロトロ走るエコランならずのエゴランも多く見かけますね)
長距離になると、ここが本当に大きく出るところです。我が家の車でも、運転に気をつけると17km/l(250km走ってです)と言うこともあります。2500ccのワゴン車でも、ここまで出すことが出来ます。普通に走っていても、ちょっとした心がけで15km/lは難しい物では有りません。
エコカーに乗り換えなくても、日々の運転で、随分とエコランは出来ると思います。特にストップ&ゴーの少ない八ヶ岳では、もう少し待って、新世代ディーゼルや、ヨーロッパで多くなってきた1200ccなど超小排気量+ターボでの車の方が有利だと思います。(ヨーロッパ車の近年のオートマは凄い進歩で、日本の技術を大いに脅かすのでは無いでしょうか。機構はマニュアル車なのですが、クラッチ操作は機械任せ。だからペダルはアクセルとブレーキしかありません。機構がマニュアルなので、燃費は圧倒的に有利です。)
我が家は、10万キロの車寿命内で、ハイブリットを買うほどのメリットは無いと判断し、現在の車で、出来るだけ効率的な運転を心がける様にしています。
燃費を考えた運転は、結果として安全運転にもなるそうです。是非、トライしてみてください。
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