2011年が始まりました。どうぞ、本年も宜しくお願い申し上げます。
オルケアは、今年も歩みを止めることなく、さらなる改良を進め、快適な住宅づくりに邁進させて戴きます。また、皆様の拠り所としての、様々なサービスをご提供出来るように、頑張っていきたいと思います。
少ないエネルギーで快適に生活戴ける家造り。これを、さらに進化させて行かなくてはなりません。気密性能は、限界点に近くなっておりますので、断熱の性能をさらに上げていく必要があると考えています。昨年は、窓の進化著しい年となりました。今年は、躯体の断熱をもう一歩進めて、性能アップが出来ればと思っています。
今年は、ヒートポンプ式の暖房熱源機の元年になりそうです。昨年までも、コロナの『エコ暖』や三菱の『エコヌクール』等が出ていましたが、今年は多くのメーカーから新しい物が出てくると思われます。三洋が作っていた、暖房専用のヒートポンプを搭載した多機能エコキュートなども、パナソニックか三菱あたりで再開しないでしょうか。（通常の多機能型エコキュートは能力が低すぎて、使い物になりません）オルケアでも、大きな建物では、三菱のエコヌクールを使ってきましたが、通常では電気式蓄熱暖房機を使ってきました。そろそろ、ヒートポンプに移行してもいいかな…と思いつつも、出力温度と能力の関係で踏み切れずにいました。ぼちぼち、新しい商品が出てきても良い時期と思っています。
素材へも、新しい一年にしたいと思っています。昨年末にお引き渡しさせて戴いた建物では、安曇野の天然赤松（いわゆる植林物ではない）の丸太を使用しました。数千本のストックから、使用する場所や組み合わせを考慮し、選び抜かれた数十本から、お施主様と設計士と加工職人とで選んでいく過程は、家造りの醍醐味を十二分に味わって戴ける物と思います。このほかにも、パイン・栂だけでなく、タモや樺といった広葉樹からも選んで戴ける内装ドアへ移行を始めました。床材も、さらに幅広く、リーズナブルにご提供の幅を広げています。
今年も、一歩一歩と早くない歩みではありますが、着実に前進して行くように頑張りたいと思います。
どうぞ、今年も宜しくお願い申し上げます。
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