年初に別件で鎌倉へ行ってきました。十分な時間も無く、慌ただしくお邪魔したのですが、是非覗いてみたいお店が一件。台湾茶・中国茶の【壺中天】さんでした。美味しいお茶を戴きながら、色々お話を伺って来ました。
その中で一番困ったのが、良質なプーアル茶が入手困難になってきているようです。私は、【壺中天】さんで、2100円の七子餅茶と言われる、円盤状に固めてある熟成茶を買っていました。これも、この価格では最後のようで、ラストの物を買って帰ってきました。今度のからの分は、3150円となるそうです。(量は同じ。ただ、製造元が違い、味などに違いが有るらしい)
中国の富裕層が、減量のために買い占めるようで、熟成期間の長いプーアル茶の場合、熟成中に買い占めが入るそうです。2005年頃から始まって2008年頃にはじけた『プーアル茶バブル』の再来とも言われています。
私も、減量のために飲んでいる部分もあって、人のことは言えないのですが、飲み飽きない味、香りの良さで気に入っていただけに残念であります。
現在、『壺中天』さんでは、昨年末に入荷した冬茶が素晴らしい。私は、生々しい香りに惹かれて凍頂翠玉烏龍茶を買いました。新しい品種らしく、花屋さんの様な生々しい花の香りが特徴です。さらに高級な梅山烏龍茶も試飲させて戴きましたが、非常に凝縮した香りが感動的でした。少しをじっくり楽しむ物としては格別ですが、私はいつも結構な量を入れて、量も飲んでしまうので、翠玉ウーロン茶にしました。
台北で探すより、遙かに良心的価格で、品質の良いお茶を提供されています。産地まで行って買い付けて来られるので、品質には自信を持っていらっしゃるようです。また、スタッフの方の製作による猫グッズもかわいいので、猫好きの方にはお薦めです。
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