オルケアでは今まで電気式蓄熱暖房機を活用してきましたが、昨年末頃から電気式蓄熱暖房機を脱却し、もう一歩省エネのヒートポンプ暖房機に切替を始めました。
ヒートポンプ暖房機とは、エコキュートやエアコンのように大気熱を活用しながら熱を作り、お湯(実際は不凍液を温めます)を作って暖房に使う機械です。今までも一部のメーカーには有ったのですが、価格が高すぎて、到底見合う物では無かったのですが、先行メーカー各社、今年の『ヒートポンプ暖房元年』を感じてか、大幅に価格を下げてきました。その為、十分にターゲットに入ってきたので、切替を始めた所です。
今回、北海道で見てきたヒートポンプ暖房熱源機は、サンポットやコロナ、さらにはスティーベルまで出ていました。北海道限定のようですが、パナソニックも参戦するとの情報があります。各社容量やリモコンなどに特色があって、用途に合わせての選択が重要なようです。私もしっかりと仕様と特徴を見極めて、ご案内出来る様に勉強をしてきました。
オルケアでは暫くの間は、寒冷地に対するヒートポンプエンジンの性能やリモコンの特徴、容量や価格のバランスから、三菱の『エコヌクール シリーズ』を使う様になる予定です。対応する最低気温は各社-20度や-25度をうたうようになっていますが、気温に対する効率低下は様々です。三菱さんはその辺の成績が非常に良く、安心してお薦めが出来る機種なのです。(暖房用に限らず、エコキュートも頑張っています)
オルケアでは、電気式蓄熱暖房機から、このヒートポンプ式に切り替えることで、さらにランニングコストを抑え、必要なときに必要な熱が適切に取り出せる、快適性の高い暖房を実現出来るようになりました。オルケアのオフィス建築時に、大変高額だったにも関わらず、採用し実証実験を続けてきたノウハウがここに来て活かせるようになりました。
既に今年の冬を快適にお使い戴いている建物もあります。驚きの運用コストで、長期不在時も水抜きをせずに快適な山荘を実現しています。是非、御検討戴けると幸いです。
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