八ヶ岳は冷え込んできました。無防備な私は、いつまでも夏仕様で寝ていたところ、寝冷え→扁桃腺を腫らしてしまい、寝込んでいました。いやいや、お恥ずかしい。
さて、寒くなってくると忙しいのがタイヤの準備。我が家も、今回は2台目が登場のため、今年もスタッドレスを手配しなくてはなりません。運良く、2台目は1台目と全く同じホイルとタイヤでOKの為、昨年まで使ったのを2台目に使い、1台目を新しくしようと、現在オークションを検索中。昨冬に、激安で入手したBBSの鍛造ホイールで、乗り心地が劇的に変わり、素晴らしく良いので、今回もデザインより重さで探しています。
さて、スタッドレスと言えば効きと音もありますが、八ヶ岳在住や往復族に悩ましいのがスピードレンジです。通常のサマータイヤの殆どは、高速道路で出せる限界以上のスピードレンジで作られているので、気にしなくても大丈夫ですが、スタッドレスの多くはそうでもありません。
タイヤのスピードレンジって??と言う方も多いでしょうから、簡単に説明すると、タイヤには『215/60R16 85Q』等と表記が入っていると思います。前半の215/60R16は、タイヤのサイズです。むやみに違うサイズは、やめましょう。乗っている車のマニュアルにあるサイズを履くようにしましょう。問題は後の85Qというものです。数字は、対応する重さですので、乗用車の場合は気にすることもありませんが、アルファベットが問題になります。
スタッドレスタイヤの多くは『Q』レンジです。これは設計速度160km/hまでを表します。160kmまでOKなら…と思われるかもしれませんが、あくまで限界までの数値です。メーカーは1~2割増しで設計はしていると思いますが、使う側は2割引ぐらいで、安全マージンを取るべき…と言われています。そうすると125km/hぐらいでしょうか。流れの速い、高速の追い越し車線だと、出すこともある速度かもしれません。
ブリヂストンは殆どが『Q』レンジになっています。国内の常識的速度であれば十分と言うことと、効き目を重視しての設定かと思われます。
では、もう少し上は無いのか??という声が聞こえそうですが、あります。ミシュランのX-ICE2は『T』レンジになっていて、190km/hに設定されています。他にもHレンジの物もあるそうですが、効き目はそれなりとか。普段の運転と比べながら、探してみてください。
タイヤの刻印から色々な事が読み取れます。詳しくはこちらのダンロップのページが解りよいです。
スタッドレスは、柔らかさが命。複数シーズン使う方は、ゴムの硬化具合にご注意ください。小ヒビなども気をつけましょう。思わぬ事故の原因になります。
対応できる車種はそれぞれですので、車屋さんや専門店でご相談必須ですが、スタッドレスはインチダウンが吉です。最近は軽乗用車でも15インチが当たり前になりだしていますが、極端な場合12インチでも履けるときがあります。普通乗用車でも17インチや18インチという大きな径のホイールを使っている場合は、1~2インチ小さく出来ることが多いです。我が家の場合も、夏は215/55R17を使っていますが、冬は215/60R16にしています。(メーカ認定サイズ)スタッドレスタイヤが劇的に安くなるだけでなく、効き目も良くなります。乗り心地も良くなることが多いですね。
タイヤは扁平率という数字が低くなる(扁平率が上がる)ほど、劇的に高くなっていきます。我が家でも、1インチの違いですが、新品4本で2~3万円は変わります。大きな差ですね。
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