日本では、2種類しか手に入りませんが、この『KAVALAN』ウィスキーは本気で旨いレベルになってきています。
台湾には各所に展開している『ブラウンコーヒー』が台湾で作っている、台湾初のウィスキーなんですが、驚きの高レベルです。台湾国内では、覚えられないほどに沢山の種類が出ております。
メロウなしっとりした味わいは、スコッチにはなくなりつつある贅沢な風味。これぞ、葉巻と合わせたい…と思うディープな重厚な香りと、モルトのしっかりしたベースは、なかなか出会えない味です。
日本では入手できませんが『ソリスト』というシングルバレルのシリーズは、フィルター処理もされておらず、生の味わいを存分に楽しめます。訪台時の免税店では是非。
12年物などといった表記も無い為に、なかなか評価されにくい商品ですが、ピークの味わいを確実に出しているように思いました。熱帯性気候の中で、出来るのかな…と懐疑的でしたが、テイスティングして感動した銘柄です。久しぶりに、こんなに美味しいモルトを味わうことが出来ました。
日本のBARにも、チラホラ置いている所があります。ちょっと高いので、躊躇してしまいますが、価格以上の内容は十分に備えた物だと思います。是非、お好きな方はお試し下さい。
コメント