何を訳のわかんないことを言ってんの??と言うような表題ですが、ガソリンを燃やす、ディーゼルエンジンの開発競争が進んでいます。何が違うのか…
使用燃料はガソリン。点火プラグで着火させるのではなく、高圧縮にて自己発火をさせるエンジンです。このエンジンの開発競争で、世界で最も進んでいるのがクリーンディーゼルで驀進中のマツダなのです。マツダの、次世代スカイアクティブは、このガソリンを使ったディーゼルエンジンになる可能性が高く、すでに試走段階に来ているようです。
このガソリンを使ったプラグ無しエンジンはHCCIエンジンと言われ、トヨタを始め、多くの自動車メーカーが開発にしのぎを削っています。ディーゼルエンジンとガソリンエンジンの良い部分だけを取り出したようなエンジンでして、熱効率が40%以上となり、燃費が飛躍的に良くなるらしいのです。
ところが、このHCCIエンジンは、低回転域と高回転域での燃焼制御が非常に難しく、実用化に至らずに来ていました。ここに来て、マツダはロータリーエンジンで、その問題を大きく改善してきている様です。燃費最悪で有名だったロータリーエンジンは、現在市場から姿が無くなっていますが、思いがけない形で復活しそうな気配です。
マツダでは、通常のピストン型のエンジンでも、HCCI型の開発が進んでいて、『先が見え始めた』所まで来ているそうです。どうも、熱効率は50%以上になるらしく、そうなれば燃費は飛躍的に向上します。
この先も、広島から目が離せそうにありません。
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