普通、研修視察って半分お遊びですが、今回のはミッチリです。もう、夜までね。北海道での建築の実情をみて、最新が集まる展示会を見て、同業他社と情報交換をして…と盛りだくさん。
本州とは、エネルギー事情が違ったりして、そのままは持ち込めないのですが、色々と勉強してきました。中でも、給湯暖房や断熱の動向などは興味深いところです。工法も目まぐるしく変わってきているし、熱源も電気から一斉に灯油やガスに移行しています。この数年で、激しく変わりました。突然変わる国策に寄るところも多いのですが。
八ヶ岳と結構違うな…と思ったのが、灯油の暖房方式。近年の灯油ボイラーは寿命が…と思っていましたら、ストーブとボイラが一体になったのって、構造が変わっていないので、意外に長寿命なんですって。しかも、作動音が殆ど無い。部屋に、クラシカルな輻射式のストーブがあるのがOKなら、あり得るかな…と思いました。
一方で、性能重視な物件で広まっている物もありました。これは、もう少し研究するので、採用が出たらお知らせします。
猛吹雪にもあって、順調ではない旅でしたが、勉強になりました。これからの建築に大いに役立ちそうです。
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