オルケア日記

長坂駅の駅そば復活！！

 長坂駅の駅そばが、ラーメン店に変わって久しいですが、2月から駅そばへ復活したようです。ナンと【大盛無料】!!!!!!!!!!!!!　韮崎駅だけのサービスかと思いましたが、長坂駅でも大盛無料とは嬉しい限りです!!

小淵沢駅の美味しい駅そばの支店が復活です。実は、丸政のそばは、各支店でそばの麺が異なり、横内製麺ではない支店のはイマイチなのですが、長坂駅は横内さんの目の前ですから、大丈夫でしょう。

今ひとつパッとしないラーメンだったので、足が遠のいておりましたが、大盛無料駅そばとなれば、気軽に立ち寄りそうです。地元 横内製麺の美味しいそばと、旨い出汁のコラボは、駅そばとは思えない風味です。是非皆様も。

奥深き松本の居酒屋の数々

池波正太郎氏がエッセイにも書いている中華料理店もある松本。（エッセイには竹乃家で登場しますが、現在は驪山と言う名前になっています）本当にグルメであり、文化が根付いた街だと感心します。

そんな中でも、居酒屋のレベルの高さは驚くほどで、有名処でも『きく蔵』や『しづか』、焼き鳥の『とり八』などは、地方都市とは思えない、充実した内容と味のレベルの高さを競っています。下手すると割烹か？？と思う程の丁寧な仕事と、手間を掛けたメニューの数々は、飲む者だけで無く、食事目当てでも、感涙必至のレベルで競っているのが凄い。で、結構大きな居酒屋でも、客層が揃っていて、落ち着いて呑むことが出来るのも素晴らしい。

東京では、そのようなお店になると、それなりのお値段するし、他の地方都市でも、結構なお値段のお店で無いとなかなか無かったり…そういった意味では、非常に貴重な街ではないでしょうか。東北には、色々ありそうですが、西半分では、金沢・福岡・熊本以外では、あまり見かけません。

それもこれも、空襲を免れた珍しい街である事も一因でしょう。また、昔から民芸活動がさかんで、文化的にも高レベルでの研鑽が有り、大都市から適度な距離を置いていることが、このような独特の文化に成長したと思っています。

時々飲みに行きたいと思いつつ、なかなか行くことができません…

冷麺より煮干しの冷たいラーメン 『さの屋』

高根箕輪の旧道沿いにあるジビエ居酒屋＆ラーメン処の『さの屋』さん

この夏は冷たいラーメンを出しているとの情報をつかみ、行ってみました。冷たいラーメンなんて…と思うなかれ。これは美味しいです。女性店主の性格が出るのでしょうか、バランス良く、まろやかな味わい。しつこさとも、物足りなさとも無縁で見事です。煮干しのいい感じも味わえ、暑いときには最適。お薦めです。

夜は、美味しいジビエの数々。夏ばてには最高の回復薬ではないでしょうか。

ワンコルクに入ってくれればねぇ…行きやすいんですが。

山梨の『はま寿司』でネット予約開始

週末の夕方ともなれば、30分以上は待たされる人気の回転寿司。中でも最近甲府周辺で店舗が増えている『はま寿司』さんは待たされますなぁ…（我が家も回転寿司はここしか行かない）

少し前から『はまナビ』という無料会員サイトが始まり、山梨県内の『はま寿司』でのネット予約が始まりました。これは意外に便利で、予約を入れるとおおよその待ち時間が解るだけで無く、順番が近くなるとメールでお知らせもしてくれます。昭和のイオンでお買い物などをしているときには非常に便利。（お店が近いので）

回転寿司をわざわざ…という方も多いでしょうけど、使うと結構便利。予約だけで無く、行ったら待たされたと言うときも、予約番号を入力すると、あと数組になった時点でお知らせメールが来るサービスもあり。店外で待ち時間をつぶすときにも便利です。

入れておいて損は無いかな…と思っています。

ジビエを知り尽くした居酒屋

普段は明るいウチにラーメンを食べに行くだけなので、居酒屋メニューを食べることがありませんでした。なので、本ブログでは完全にラーメン屋になっている『さの屋』さんの居酒屋メニューを食べる機会があったので、行ってみました。

今までも、猟師さんから頂いた鹿肉など、地元のジビエを食べる機会は多々あったのですが、余りに違う次元に驚きました。キッチリ処理されたジビエは『こんなに旨いのか…』と感じざるをえません。適切な調理も加わっての事であることは間違い無いのですが、味わいの深さ、柔らかさはお見事です。

今回は、イノシシのジャーキーや、鹿肉のスタミナ焼きなどを頂きました。これは、お酒が進みます。一風変わった居酒屋。これは都心部では無いでしょう。八ヶ岳ならでは味です。お薦めです。

庭や畑を荒らす鹿は増えているようで、駆除が追いつかないそうです。山梨県か、北杜市でキッチリと食肉処理場を造って、この美味しいジビエが一般流通する様な環境が出来ると良いのですが…

おいしい親子丼と手打ち蕎麦セット 756円

長坂の分かり難い場所にある『山家亭』。おいしい蕎麦とミニ丼がお昼の人気メニューなのですが、その中でも『親子丼と蕎麦orうどんセット』は秀逸です。和食処らしい出汁のおいしい親子丼と、手打ち蕎麦のセットはお得です。

そば粉は自家栽培だそうで、香りが良く、是非冷たいおそばで頂きたいところ。暖かいおそばも美味しいのですが、チョット出汁の香りが強く出て、蕎麦の香りが楽しめないかもしれません。

蕎麦大盛りなども出来ますから、大食いも満足でしょう。夜も同じメニューですので、安心です。

 

春にはもう一度行きたい 愛知一色のうなぎ『うなぎの兼光』

今回の中でも、ここは目玉でした。なぜなら、私がかつてお世話になった蒲郡プリンスホテル（廃業）の日本食の料理長をされ、名古屋観光ホテルにいらっしゃった『太田茂』氏が、昨年より『うなぎの兼光』の総料理長に就任され、大盛業店になっているとか…

一色町の港の反対側、昔から『山水亭』という豪華絢爛なうなぎ店がある筋です。『うなぎの兼光』さんは、うなぎ出荷量では日本一だそうで、一日に2万尾近い出荷量を誇る一大養鰻業者です。以前から通販は手がけていらっしゃったようで、昨夏から直営レストランを開業。所が、中々上手く行かず、太田氏へ声がかかり、立て直しに入ったそうです。

いまや、週末には200人を越える行列になることも珍しく無いそうで、一日に600人以上の来店があるときも…お店自体は、そんなに大きな物ではなく、大きなカウンターが12～14人、テーブルは4人掛けで6台だけです。

人気の秘密は、一尾を使った鰻丼で2160円、ひつまぶしで2600円ほどの価格設定と、太田氏が監修したお米から、お吸い物、お新香に至るまで手抜きの無い、見事な内容だと思います。養鰻業者直営ならではの価格です。

この時期、一番脂ののった時ですが、しつこさが無く、甘くも無く辛くも無い、見事な塩梅。焼き加減も味付けも絶品。さらにご飯が絶品です。一流料亭の味を越えるお吸い物も感激。

お持ち帰りは是非、お弁当がオススメ。蒲焼きだと、一緒に付いてくるタレが既製品の為、味が違います。

うなぎが今ひとつ好きで無かった家内と娘も、感激の味わい。巻き寿司も絶品です。春休みに平日に行こうと、既に計画中です。

黒部市生地 『とれたて館』『できたて館』

新潟から富山に入って直ぐにあります。なので、能生からも30分程度でアクセス出来る立地。意外と便利な場所です。

生地のJF（漁協）が経営する『とれたて館』は直売所。行った時が初売りでしたが、寒波の影響で荒れていたので期待はしていませんでしたが、予想を大きく上回る内容でした。どうも定置網を持っているようで、安定した漁獲が確保されているようです。価格は安く、非常に良心的。さらに、捌いてもらうのも、扱いが丁寧で、色々教えてくれますし、綺麗に処理してくれます。

売店には美味しい鱒寿司も販売しており、富山まで行かずとも良いものが手に入ります。また、自家製の昆布締めなどがあるのも特徴。この時期、ヒラメなどは堪りません。

隣は食堂の『できたて館』。御寿司の方はお休みでしたので、一般食堂へ伺いましたが、自分で焼きながら食べる浜焼きも楽しめる食堂でした。お刺身の盛り合わせも、好みを反映してくれて、味わいは格別。飲酒できなかったのが拷問に近い内容でした。お値段もお手頃で、存分に楽しめます。

今まで能生で済ませていましたが、今ひとつ魚の程度に不満だったのです。でも、ここに来れば満点の物が入手出来そう。今度からここまで足を伸ばすことにしました。オススメです。

ちなみに、ここから車で15分程度の魚津市は、銭湯が沢山有り、温泉である所も多いです。私は川城鉱泉という所へお邪魔しましたが、古い銭湯そのもので良い感じでした。安かったし。今度は港湯にいってみようかと思っています。

ひまわりは素晴らしい、オギノは頑張って…

なんの話か…魚の処理の事です。

最近はオギノも、尾頭付きのコーナーで、中々良い物が出ているのを見かけることがあります。この時期はイサキなど、良いですよねぇ…ここ二回ほど、尾頭付きを処理してもらったのですが、ちょっと頂けません。面倒だけど、自分でやるかぁ…と思う出来。残念です。せっかく良い物が入っているので、頑張って下さい。

ひまわり市場も、少ないですが尾頭付きはチェックが欠かせません。この時期、佐賀とか長崎の太い鯵が出ていると、つい頼んでしまいます。こちらは何度もお願いしていますが、『お見事!!』という感じの仕上がりです。

手頃なイナダなんかがあれば、ブリしゃぶで元気つけたい、今日この頃です。

たかが居酒屋の料理、されど侮れず…松本『しづか』

ずいぶん久しぶりの訪問となりました。松本には、素晴らしい割烹や居酒屋が沢山有りますが、その中でも大型店でありながら、手抜きの無い、見事な料理で、我が家の行きつけになっている『しづか』です。

すてきな女将さんが仕切る店内は、外国の方も多く、多種多彩。空間が広いことや、松本民芸家具の醸し出す雰囲気で、ワイワイ…という事もなく、ほど良い雰囲気で、子連れも安心です。

ここのお料理は、出汁からしっかりと作り込んでいるところが見事。いわゆる出来合が出てくるのではなく、『しづか』の味が楽しめるところが、大きな楽しみになっています。

我が家では、『塩丸いかの和え物』『山賊焼』『焼き鳥』『ラーメン』『鶏そぼろご飯』『焼きおにぎり』は外せないメニューです。さらに、旬のお魚や信州サーモンのお料理なども外せません。

このお店、11時半から夜まで、すべてのメニューが、昼休みなしで楽しめます。平日の昼間、仕込みの風景を肴に、じっくりと一杯やりたいと願いつつ、かなわぬ夢となっています。

松本では、この『しづか』『十兵衛』『きく蔵』などなど、素晴らしい居酒屋がありますし、お酒を楽しむところも限り有りません。本当に文化を感じる、すてきな街だと思います。