先週、熊本へ行ってきました。滞在時間十数時間の駆け足でしたが、十年ぶりともいえる熊本にて、懐かしい面々に再会してきました。
ただ、驚いたのは予想を上回る復興の遅さ。熊本市内は、かなり痕跡も無くなり、普通に戻りつつあるのか…と思いますが、そうでもありません。ホテルは、相変わらず取りづらい状況が続いていますが、残念なことに繁華街は10時を過ぎると閑散としています。飲食店も軒並みガラガラ。泊まっている人たちが、飲食に出ていないのです。九州では、博多の中州、鹿児島の天文館と並び、三大繁華街ですが、寂しい限りです。
熊本城は、殆ど手つかずで、見学どころではありません。飛行機から住宅街を見下ろしても、手つかずの建物が多いのと、いまだブルーシートで応急処置だけの建物が非常に多い。空港に至る幹線道路ですら、応急処置だけで済ませているところも多く見られます。空港自体、5~6件ある飲食店の再開目処もたっていないし。
訪ねるまで、ホテルが取りづらいのは、『ふっこう割り』のせいかと思っていましたが、地元の方に訊くと違うみたい。企業や役所の応援関係で部屋がブロックされていて、一般に出る部屋が少ない様です。先頃までは、一般客取っていなかったシティーホテルもあったそうで。そう言った需要だと、夜に出ませんねぇ…。さらに驚きは、飛行機がガラガラだったこと。空港の方に聞いても『半分いくかねぇ』って感じだそうです。
『復興特需』なんて言葉もありましたが、九州に限っては、そうでは無いようです。と言うのか、そういった段階に入れていない様です。
今一度、皆様に少しだけでも支援をお願い致します。
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