すでにお住まいの方々は実感されていらっしゃると思うのですが、そうでない方々にはなかなかわからない部分でしょうから、今日はその説明を…
八ヶ岳の南麓のど真ん中に位置する大泉は、年間日照時間が2100時間前後と素晴らしい気候条件に恵まれています。これは、真南に延びる尾根に乗っかった馬の背のような場所に大泉があるからですね。でも、それだけは日照時間はここまで延びません。
何より大きいのは冬場の晴天率。豪雪や冬将軍で大騒ぎの時、大泉は気持ちよく晴れていることが大半です。これが、ちょっと西へ小淵沢を過ぎると雪になったり曇ったり。東も野辺山へ行くと天候が優れないんです。この僅かなエリアだけが得ることの出来る貴重な天候なんですね。
従って、降雪という物は少ない場所なんです。東京で大雪かも知れないって、大騒ぎすると八ヶ岳でも10~20cmぐらい降るときがあります。こんな事は年に2~3回でしょうか。でも、降っても直ぐにサンサンと太陽が照るので、溶け始めます。ですから、高速道路へ向かう道などは直ぐに路面が出てきます。八ヶ岳で、真っ白な道路って、よほど朝早くか、標高が高いところ(1100m以上かな)では無い限り、見かけることは少ない場所なんですね。
ここに住んで、十数年が過ぎましたが、スタッドレスタイヤだけ履いていれば、困った経験は殆どありません。八ヶ岳へは、スタッドレスを履いてこられるか、簡単なチェーンを持っていれば問題ありません。(変な脇道などは別ですよ)
これからの季節、空気の透明度も上がり、富士山や南アルプスの絶景が楽しめます。冷え込む分、すてきな風景が待っています。是非、冬の南八ヶ岳に気軽に遊びに来てみてください。類い希な、快適な気候が待っています。日溜まりの優しさを十二分に楽しめる…南八ヶ岳高原です。
コメント