旨い鍋。

寒くなってきましたね。こう冷えてくると、鍋も食べたいな…と思いませんか？

各ご家庭の鍋って物も有ると思います。我が家に伝わる？？鍋は、水を出来るだけ使わず、日本酒を出汁代わりに使う鍋。中に入れるのは、甘塩の生たらこ（親指大にぶつ切り）と長ネギ（斜め切りで３～5cmぐらいに切る）だけです。味付けも、たらこの塩加減を見て、何もしないときもあり…これを、ご飯にぶっかけて食すとなかなか美味い。あまり、お行儀の良い鍋ではありません。

このほかにも、シャンパンで豚シャブ…これも美味しい。ポン酢が素晴らしく合います。ポン酢は自家製も良いけど、『良味屋』さんで売っている『マルシマ』のポン酢が素晴らしく美味しいです。お肉が柔らかく、かつシャンパンの酸味が美味く効いて、絶妙です。

さて、手前味噌な話はおいておいて、プロの味付けによる鍋も捨てがたい。家庭ではなかなか出来ない、手の込んだ具材と出汁。これを味わう楽しみは堪りませんね。京都では『晦庵河道屋』の芳香炉という鍋が大好きなのですが、こういった旨い鍋が八ヶ岳でも食べることが可能です。

・焼き肉 吉泉（きっせん）　

　泉温泉を下ったところにある焼肉店ですが、さすがは京都人。鍋もラインナップに入っております。しかし、出汁に時間がかかるので、必ず前日までには予約が必要です。色々な鍋が有りますが、様々なつみれが楽しめる『ちゃんこ鍋』が美味くてお手頃。出汁が旨くて、止められない味わい。京都らしい、上品で、かつ力のある味わいが嬉しい。

つみれが、二種類から三種類あって、自分で好きなだけ入れながら楽しめます。このつみれによる味の変化も見逃せませんね。

このほかにも、鶏の水炊きや、すき焼きなど、美味しい鍋を用意してくれます。お好みに合わせて、色々と試してみると面白いと思います。出来合の味付けでは無く、プロの味付けでの鍋。この時期最適です。