最近はIHが増えました。なぜならば、別荘ではガスをわざわざ付ける理由がないから。ガス台だけでも基本料金はかかってくるし、IHにする差額ぐらいなら3~4年で基本料金で賄えるし…と言った所が大きな理由です。
オルケアでは、別荘ではそんな理由でお薦めすることがありますが、定住住宅ではお薦めをする訳でもない姿勢です。IHは何かと便利な機能が大々的に知れ渡っていますが、ガス台だってその値段出せば、自動でご飯まで炊けます。機能的な差は殆どありません。
定価6万円程度のガス台と定価20万円程度のIHヒーターを機能比較する方がおかしい訳で、ガス台で定価20万円クラスと比較すれば、全く機能差ありません。自動消火機能から、揚げ物のコントロールだって素晴らしいですよ。お湯が沸けば一定時間保温後、自動消火なんて当たり前に付いています。また、最近はバーナーの形状も工夫されていて、省エネと熱分布が工夫された機種も沢山あります。
お手入れの面は、バーナーが有る物と真っ平らでは差が出ますね。最近は、バーナー部が出っ張っていない物が出てきていますが、それでも真っ平らとは差が大きいですね。これは物理的に厳しい。
IHを比較する点で、必ず話題になるのは電磁波。家庭内には色々と電磁波を発する物がありますが、身体に当てている時間が長くなる点では気になる物ですね。ドライヤーとかは結構電磁波が盛大に出ているようで、気をつけましょう。オルケアでも、まだハッキリとした判断に迷っていますが、WHOでも2~3ミリガウスの電磁波にさらされ続けるのは好ましくない…との見解を先日出してきました。これは、IHヒーターでも十分に出ている強度で、要注意な情報として見ています。ただ、勘違いしてはいけないのは、IHヒーターは電磁波発生器では無く、電磁波で調理をしている訳でもない事です。3kwとかの電流を流せば、どんな物でも発生する通常の強度です。決して、強い強度の電磁波を作っている訳ではありません。
時々、IHは電磁波が怖い…と言っていらっしゃいながら、電気式の床暖房を入れてくれ…と言われる事があります。かなり誤解していらっしゃると思います。出来るだけ、解りやすく解説するのですが、物理的な事も絡み、理解不能な方も多いです。もう少し、中立な立場で解りよい説明をした資料があればなぁ…と無い物ねだりをしてしまう、この頃です。
私も今まではガスな生活だったのですが、近々からIHに切り替える予定です。使用してみての感じなどを少しずつ、ここでお知らせしていきます。
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