オルケア事務所や、セブンイレブン周辺でも一斉にウグイスが鳴き始めました。今日などは、雨降る前の曇り空。声がとても良く響きます。間近で聞こえてくるような声が響いています。
朝の空気も、冷たさが無くなり、心地よい気温になってきました。こうなると、一斉に地面の草花が活動を始め、モノトーンだった草地に色が入り始めます。こうなれば、そろそろ草刈り機の準備です。我が家もそろそろワイヤーのアタッチメントの消耗品が怪しいので、注文を出さねばなりません。かなり地面に接地しながらの部品なので消耗品ですが、5年も持ったので優秀です。
草などの刈った細かなモノが飛び散るの嫌われる方は、慎重に金属刃で刈らねばなりません。チップソーは、石などに当てたときに歯の部分(チップ)だけが飛び、大変危険です。必ずゴーグルをしましょう。山梨県でも年間に何人かは、このチップが目に直撃し失明…という事故が有るそうです。しつこい藪刈りでない場合は、刈り払い刃という、黒い円盤があります。値段も安くて一枚数百円。これはかなり安全と言われていますが、石などに当てるとすぐ曲がっちゃう嫌いがあります。チップソーは、ちょっとした苗木程度はスパッと切れますが、刈り払い刃は其処まで切れません。
あと、安全なのはワイヤー式です。丈夫なナイロンワイヤーで草を刈る方法ですが、国産品は少々切れが悪い。お薦めは少々高いですが、輸入品のモノです。オレゴンというチェーンソーの刃のメーカーが作っているナイロンワイヤーの刃です。専用のアタッチメントを金属刃の代わりに取付、ワイヤーを着けます。アタッチメントを着けてしまえば、後は工具いらずでワイヤーの交換が出来ます。大変に良く切れ、短く揃えることが簡単なので、雑草でも刈り込んで、きれいな庭に見せることが出来ます。
芝では管理へかける労力が半端では無いと思いますが、ワイヤー式だと案外とお気楽にきれいに見せることが出来ます。年に数回の刈り込みで、それなりにグリーンの絨毯のようになってきます。ただ、、刈った草の細かい破片が飛びまくります。私は、草刈り用のナイロンサロペットに目の細かいメッシュの上着(屋外作業用の防虫ジャンパー)を着て、写真のようなお面をして作業をしています。 これならば、安全で、自分はあまり汚れません。メガネを普段から使っているので、ゴーグルでは曇る時もあって、こういったお面を使っています。視野が広く、なかなか良いです。
草刈り機のエンジンの調子はどうですか?2サイクルエンジンの場合はエンジンオイルの固着でなかなかかかりにくいことがあります。殆どの草刈り機は2ストロークと言って、自動車のエンジンと違い、原付バイクと同じエンジンです。最初から燃料にオイルを混ぜて使うため、長期間放置しているとキャブレターなどにオイル分だけ残って、ガソリンは揮発し、目詰まりを起こすことが多々あります。こういったときは、自動車整備工場などで、分解清掃をお願いしましょう。また、昨年の残り燃料は怪しいです。ガソリンの燃える部分は大半揮発していることが多いです。特にポリタンクに入れて保管している場合は、自動車修理工場などに処分を依頼しましょう。ムリして使っても、クサイだけですし、排気口から燃え残ったタールのようなモノが沢山出て、すぐに汚れます。
HONDAなどでは少ないですが、4ストロークエンジンの草刈り機を出しています。重量が重く、敬遠されますが、トルクがあり、燃費良いし、排気がくさくない(オイルを一緒に燃やさないため)のでなかなか良いモノです。
草刈り機を今から買われるときは、ホームセンターでの購入をお勧めしていません。ホームセンターの機械は、安くするために色々な部分で修理が難しくなっています。壊れれば使い捨てに近い物があります。最初は少々値が張りますが、業務用の物を使われることをお薦めします。長坂の伊藤物産や、インターネットなどでのプロツールショップで買われることをお薦めします。業務用の物はタフですし、壊れた時の修理も部品だけの交換で済むことが多く、最終的には安く付くことが大半です。
近年では、音が小さい充電式草刈り機も出てきました。これは、プロ用で、大変に良い造りになっている様です。高速道路のサービスエリアなどでも使っているのをみかけます。これであれば、ご近所への音が気にならず使えます。ほぼ一回の充電で、150坪程度の土地建物のお手入れは十分出来ます。振動も少なく、今後の目玉となります。業務用の高性能充電池を使っており、出力や、繰り返しの充電、継ぎ足し充電も大丈夫です。少々高いですが、魅力的な商品です。通常の草刈り刃が使え、ワイヤーも使えます。(ワイヤーは若干使用時間が短くなります)私も、今使っている物がダメになったら、こういった物に移行すると思います。(私はHONDAの4ストローク機を使っており、もう十年は使わなくては…)
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