オルケアから、ちょっと長坂インターよりに下った場所にある『いずみ自動車』さんは、本当に親切で、緊急事態の時はすぐにレッカー車かキャリアカーで駆けつけてくれる頼りがいのある自動車工場なのです。時々、遊びに整備に行くのですが、驚くのはオイルを交換していないが為に起こるトラブルの数々が凄く多いのであります。
『オイルの赤いランプが知らせてくれるんと違うの?』とか『入っていれば大丈夫なんでしょ』といった、大変に楽観的な自動車ユーザーさんのとても多いこと。必要以上の交換は不要ですが、普通に一年で10000~15000km走る自動車ユーザーさんは、春夏秋冬の季節の変わり目に年に四回交換が理想的でしょう。たとえば、冬は年末のスタッドレスタイヤ装着時に一緒に。春はお彼岸に。夏はお盆の前に、秋もお彼岸に。高いオイルを使う必要はありません。普通の物で十分です。(静粛性や、特別な車は別ですよ。あくまで一般的な車です)
今時の車は、オイルをしっかりメンテナンス+ドライブシャフトのゴムブーツさえユーザーで見ていれば、ほぼ大きなトラブルはあり得ないと思います。ゴムベルト類も耐久性が良くなっており、かなり走行と経年が経っていないと切れることは殆ど無くなっています。おおよそ、三回目の車検あたりが、その辺の大交換時期でしょうか。
一部読者さんには『当たり前』ともいえる話で御免なさい。でもね、意外と交換せずに2万キロとか3万キロとか、もっと走っている車も結構多いのであります。もうどうしようも無くなって入庫してくる車の多いこと。これらって、直すのは至難の業。エンジン内の洗浄で落ちる物ではありません。完全にオーバーホールするか、載せ替えるか…このツケは大きいですよ。オイルだけは気をつけましょう。
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