洞爺湖サミットでは大きくCo2排出について、日本は大花火を打ち上げるようですね。住宅業界からも積水さんが施工で『ゼロエミッションハウス』を建てるとか…。まだ現実的ではない素材も盛り込んだ凄い内容のようですけど。大変に興味があります。NEDOが技術的に主導権を握っているようですが、北海道の北方建築総合研究所やなどの支援も必要では無かろうかと思います。折角の国家プロジェクトだけに、多くの英知を集結して、隙のない建築を企画してほしい物です。
日本のCo2排出の低減策を考察すると、産業関連では想像以上にすでに対策が始まり、効果を出し始めているようです。全く持って進んでいないのが民生関係と運輸関連のようで、ここに大きくメスを入れる機会になるのが洞爺湖サミットのようです。
この二つの分野にメスを入れるとなると、普段の生活に大きく影響が出る分野です。身近な部分で大きな変化が出てくると思います。
そんな第一弾で出ているのが照明器具の変革。白熱球を止め、蛍光灯型電球へ移行させるという話です。ここからくるか!!!と思う変化球でした。確かに、日本の半分はあまり断熱に関しては考えなくても良いかもしれないので、手っ取り早く低エネルギー化を大きく進めることのできるところです。調光ができなくなる、色目がまだまだ白い…などの弊害もありますが、ここは大きく改善されることを期待しましょう。
八ヶ岳では、何よりも暖房です。一般生活の中での消費エネルギーの半分以上が暖房エネルギーです。これを少なくして行かなくては、Co2の大きな削減には結びつきません。八ヶ岳では未だに、冬場の室温を20度に保とうとすると年間に2000L以上の灯油を消費する家が新築で多く建てられています。オルケアの建物は、室温20度では寒いので22度設定でも200L以下で生活できる建物が実現しています。実に1/10以下です。当然、Co2の排出も大幅に減らすことができます。断熱に使用する石油はドラム缶2本程度。わずか一年で、大きく元を取るどころか、初年度から1/5以上の低減に貢献します。
絶対的なエネルギーをできるだけ少なくして生活するというのが第一だと思います。オルケアは最新の技術情報と、徹底した検証・考察の上で様々なご提案をご用意しています。どうぞ、お待ちしております。
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