そろそろ麺類が美味しい季節です。

八ヶ岳・オルケア事務所付近はまだまだ最高気温も25度止まりで、朝夕は10度ぐらいまで下がるときもあり、半袖では肌寒い気候が続いています。でも、ちょっとお買い物などで韮崎や甲府まで行くと『暑い!!』夏の到来を肌に感じます。

そうなってくると、つるつるっと旨い麺が食べたくなりますね。そんな時に、美味しい麺を『麺食い』の私が厳選してご紹介させていただきます。いずれも逸品ぞろいの、美味しい麺です。

まずは八ヶ岳ならではの蕎麦。これは、長野県大町市にある『倉科製粉所』の蕎麦で決まりでしょう。日本のそば粉の5%以上のシェアを持つそば粉会社さんなんですが、ここの乾麺はすばらしく美味しい。そば湯も楽しめる乾麺で、味の良さ・香りの良さ・喉越しも文句なし。ここの乾麺でも安いので十二分に美味しい。『二八そば』がお奨めです。ちなみに、この乾麺、東京でも政治家御用達の有名料亭でも使われているらしいです。

素麺に行ってみましょう。素麺の王様は富山の『大門素麺』ちょっと太めですが、味があってしっかりした歯ごたえと、つゆと良く絡む一本物ならでは麺の感覚が堪りません。 一玉が650円ぐらいする高級品です。手間を考えれば、決して高い物では無いと思います。生産者によってかなり味が違うようで、人気の方はちょっとやそっとでは手に入りません。

次はうどん。これは多種多様ですが、夏には是非味わっていただきたいのが『おざんざ』。納豆の酵素が入っており、大変になめらかで、スルリとしたチョイ細めの麺が特徴。 ギフトセットでのご紹介ですが、（ながの東急百貨店は良いものが並んでいます）製造元でも送ってくれるようですし、先ほどご紹介した倉科製粉所でも一緒に入れてくれると思います。ゆでるときは、ちょっと納豆ぽい香りがほのかにするのですが、食べるときは気にならないと思います。納豆酵素により、塩を使わずに打ち上げた麺となっております。私は、夏の風物詩として、よく食べます。

冷や麦系ですが、夏バテ時には白石温麺（ううめん）が美味しいですよね。 色々とつけだれに工夫を凝らし、ごまだれなどで頂くと旨い。元々、麺打ち時に油を使っていないので大変にさっぱりした味わいにも関わらず、腰があるのがいい。短くて驚くかもしれませんけど。（10センチ無い長さなんですよ。3寸だそうですから9cmぐらいでしょうか）現地では、美味しいクルミダレで提供されているを食べたことがあります。

後、忘れてはいけません、稲庭うどん。これは『佐藤養助商店』のが有名ですし、失敗が無いですね。でも、私は夏の風物詩というより、暖かい方が合うような気がする麺です。

三輪素麺にもすばらしいが名匠がいらっしゃって、この方の素麺は格別に旨い。 色々な麺がありますが、山下勝山さんの色々を詰め合わせたセットをご紹介しておきます。この方の素麺は、透き通った清涼感の中に、柔腰があり、美味しい麺です。

と、色々ご紹介しました。八ヶ岳で食べる麺では、長坂の横内製麺所のこだわりシリーズがお奨め。これからの季節、こだわりの冷や麦がオギノなどで出るのですが、美味しいですよ。お試しください。