8/4、山梨県内ほぼ全域で発生した長時間停電の原因が発表されました。
大月市内、JR笹子駅近くにある超高圧変電所である東山梨変電所において、落雷の影響で、変電設備が不調をきたし、繋がっている県内の各変電所の保護装置が作動し、広域停電になったようであります。
東山梨変電所は、通常新潟の柏崎原電からの50万ボルトの電気を受電し、15.4万ボルトに変電し、県内各所の変電所へ送られています。いわゆる山梨の電気の入口に相当する変電所なのです。設計では100万ボルトでの運用が出来る様に造られた数少ない路線に位置する変電所で、接続されている鉄塔のサイズなども半端ではありません。
万全の対策を取っているとは思いますが、落雷のエネルギーは半端では有りませんから、今回も仕方のない現象だったのかも知れません。それにしても、北巨摩変電所の復旧は遅かったですね。甲府と30分以上違いました。これも、影響の大きな所から順次ですから、仕方無いところかも知れません。
私も、八ヶ岳に来てから、極めて局所的な長時間停電(末端の電柱への落雷や倒木などによる停電)以外での、このような長時間停電は初めてでした。丁度、夕食時だったこともあって、影響は大きかったようです。
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