お盆前に案内を頂いたのですが、9月から電気料金が値上げになります。夜間電力は7.35円だったのが、一気に9.17円へ。25%近い値上げになります。
実は、この値上げは第一段階なのです。冬場1月には第二回目の値上げが予定されており、こちらが本格的な値上げになるとか。まだ、上げ幅は来ていませんが、深夜時間帯の電力料金も10円越え間違い無しです。
さて、ここでもう一回エネルギー単価を比較してみましょう。
灯油 1L=125円 1000kcalあたり14.25円
ガス 1立米=500円 1000kcalあたり20.83円
電気 1kwh=22.86円 1000kcalあたり26.58円
深夜電力 1kwh=9.17円 1000kcalあたり10.66円
薪 1束=450円(10kg) 1000ckalあたり13.42円
上記単価は、暖房機器の熱効率は一切考えていない数値です。たとえば薪の場合は、熱効率が落ちます(一般的に75%と言われます)から、補正すると17.89円になります。電気の場合は100%使えるので、このままでよいです。灯油やガスなども多くの場合は83%~85%ですから、補正が必要です。
まだまだ深夜電力のアドバンテージは大きいです。しばらくは、深夜電力のお世話になるのが、出費を抑える最短ルートのようです。
環境全体の事を考えれば、バイオマス燃料などを考えなくてはなりませんが、もし八ヶ岳全体のエネルギーを薪に移行して足りるでしょうかね。今のように、一部の方が薪ストーブで使うだけの広葉樹薪だけでも相当な勢いで広葉樹が減っているのですから、安易に行くわけには行きません。ペレットもいよいよ県内で生産が始まるようです。こちらに期待でしょうか。
オルケアでは、ランニングコストも、イニシャルコストも抑え、使用する絶対エネルギーを最小限にまで少なくした家造りが出来るノウハウと技術・知識を有しています。北海道との綿密な連携と、絶え間ない情報交換、産学協同の研究の賜です。是非、御相談ください。
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