突然来るPCの突然死。一番多いのはハードディスクの故障でしょう。何しろ、地上30cmをジャンボ機で飛んでいるような物…と言われるほど微妙な物らしいです。
そのハードディスク故障から身を守る方法を幾つか書いておきますね。
・監視ソフトを使う…最近の機種ではSMARTというハードディスクの監視機能が付いています。これを視覚的に常時見れるようにするツールが幾つも出ています。ハードディスクの温度や、書き込みエラーの頻度などを監視し、異常が出てくるとお知らせしてくれる物です。だいたい、故障前はエラーが頻発したりしますので、前兆が有るのが普通です。フリーソフトで色々なのが出ています。これらを使ってみては如何でしょうか。
・外付けハードディスクの活用…最近は安くなっているので、これを使わぬ手は有りますまい。最近も640GBで8000円ちょっとでI/O DATAの外付けが売られていました。通常なら十分すぎる容量じゃないかと思います。バックアップソフトも付いていますし。640GBで8000円チョイなら、バラで買うよりメリットが大きいと思うのです。640GBの生のハードディスクが6500~8000円ですから、これにケース買えば直ぐオーバー。メーカー物ですから、ソフトも付いてくるし、サポートを考えれば歴然です。
・RAID式の外付けハードディスクを活用…もっとデータ保管を確実にしたい時はRAIDという、複数のハードディスクへデータを分散し、一台が壊れても大丈夫な機能を持ったものを使うと良いでしょう。オルケア事務所では、RAID5といって、4台のハードディスクに分散記録をして、一台のハードディスクがNGになっても数時間で復帰できるシステムを使っています。さらには、そのシステムの外に電源を別にしたバックアップ用のハードディスクも設置。万が一に備えています。RAID1という二台のハードディスクに同じデータを書き込むタイプが1TBで2万円弱ぐらいです。1TBと言っても同じデータを二台に書き込みするため、実質は500GBしか入りません。RAID5を使った1TBモデルで3万円弱ですね。これは4台のハードディスクへ分散書き込みを行うため、1TBモデルで750GBぐらい入ります。4台のうち一台が駄目になっても数時間で元通りに出来ます。
外付けハードディスクも最近の物は大抵、PCにUSB接続だけでなく、LANにつないで、複数のPCで使えるのが増えています。無線LANを使っている場合は、アンテナの付いているルーターに接続すれば簡単に使えるようになり、便利です。写真など、家族の色々なPCから見れるようになりますし、各自のPCにしまい込んでおく必要もありません。以前は高くて現実的では無かったですが、このくらいの価格なら…と思います。
PCが動かなくなる前に、外付けハードディスクでバックアップしておけば、数時間で以前と同じ環境に戻せることも多いです。八ヶ岳では、なかなかパーツが入手できにくいですが、韮崎のノジマにも最低限は置いています。甲府のヤマダ電機に行けば結構潤沢です。価格なら一日待って通販ですけどね。簡単操作で使えるようになっていますから、是非お奨めしたいパーツの一つです。
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