4WD車でも色々あるのはご存じでしょうか。
・フルタイム4WD 多くの乗用車で使われていますが、HONDA車と日産のE-4WDは違います。この方式に車は、雪道でも比較的安心して走る事ができます。
・リアルタイム4WD 前輪のスリップを感知して、後輪を駆動し始めるタイプ。HONDAの登録商標なのでしょうか。4WDとありますが、下り坂では多くのシーンで2WDの為、スピンしやすいと言われています。私も何度かヒヤリとしたことがあります。
・E-4WD 後輪は電気のモーター駆動であります。スイッチの切り替えをしておかねば、前輪駆動のままの時があり、取り扱いには気をつける必要があります。効率が良く、部品点数や大きさを減らすことが出来るため、小型車にはもってこいな4WDです。
・パートタイム4WD 本格的なクロカン車に多かったシステム。2WDと4WDを手動で切り替えるシステム。レバーで切り替えるタイプが一般的。昔は一旦停止して切り替えなくてはならなかった物が多かったですが、現在では一定速度以下なら切り替え可能な物が殆ど。
大きく上記の四つですね。通常のフルタイム4WDは、何の心配も要りません。慎重に走りさえすれば何の心配もありません。
気をつけなくてはならないのがリアルタイム4WDとE-4WD。下り坂はエンジンブレーキに頼らず、フットブレーキで降りましょう。エンジンブレーキを急にかけるとスピンの可能性が高まります。
雪道は、4輪をフルに活用して走らねば、スリップの危険性が高くなります。また、可能な限りスムースな運転が重要です。ブレーキを踏むにも、カーブを曲がるにも、スムースにじんわりと運転するようにしましょう。身体が遠心力や加速度を感じ、引っ張られるような運転は禁物です。
まだまだ2月いっぱい開催の『篠塚建次郎雪上ドライビングスクール』へも是非ご参加ください。一度、スピンや大スリップを体験し、対処方法を会得しておくと安心感が違います。非常なバーゲン価格でのドライビングスクールですから、是非ご参加をお薦めします。初心者向けですので、マニア向けではございません。雪上運転に慣れない方や未経験の方へぴったりです。
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